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2010年07月15日
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こんにちは、博士です!

 今回は別館3階に展示してある「コンフウシウソルニス(孔子鳥)」についてご紹 介します。

 孔子鳥は始祖鳥よりも現生鳥類に似ていて、中国・遼寧省の白亜紀前期の地層からこれまで100体以上の化石が発見されている。口には歯がない代わりに、クチバシがある。現生鳥類の叉骨(左右の鎖骨が癒合したもの)は羽ばたくときにバネの役割をしているが、孔子鳥の叉骨にはそれがない。また胸骨に羽ばたく筋肉が付着する竜骨突起もないことから、飛翔能力はあまり高くないと考えられる。尾は短く、その先端にはいくつかの尾椎が癒合した尾端骨がある。この骨は尾羽を操作し、飛行を助けていたと考えられる。

 恐竜センターに展示してある標本の左側の個体には2本の長い尾羽があるが、右側の個体にはそれがない。これが求愛のディスプレイであるなら、尾羽の有無がオスとメスの区別を表しているのかもしれない。このように、白亜紀前期はすでに鳥類が大繁栄を遂げていたことが伺える。夜明けには現在のような小鳥のさえずりを聞くことができたのかもしれないですね。

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最終更新日  2010年07月15日 09時18分39秒
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