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カテゴリ:リニューアル情報2009-2010
こんにちは、博士です
今回は別館3階に展示してある「キジバト」についてご紹介します。 元々、恐竜センターに展示してあったモンゴル恐竜の多くは鳥類の進化に関係していて、その骨格の至るところに鳥類との類似性が見られました。2010年1月の別館2階のリニューアルのコンセプトは鳥類への進化であり、これまでにこのコーナーで紹介してきた恐竜たちは鳥類への進化を垣間見る際に、これまでの恐竜センターの展示では不足していたものなのです。そして、今回ご紹介するのは私たちの身近にいるキジバトの骨格標本です。キジバトを恐竜センターに展示している他の恐竜たちと比べると、歯のないクチバシや尾端骨、叉骨、竜骨突起、後方を向いた恥骨など、多くの部分で似ていることが分かります。また最近の恐竜図鑑の多くをみてみると、鮮やかな色をした恐竜たちが印象的かと思います。これは恐竜と鳥類がとても近い関係にあるため、恐竜の色を再現するときに鳥類のものを参考しているためです。このように、恐竜を知る上で、それに最も近いと考えられる現生鳥類との比較はとても重要なことだと言えます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年07月22日 07時04分37秒
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