ひばかり

2006/02/06(月)01:30

動物に癒される人間

生き物(6)

本日、昼過ぎに起床。 パラパラと新聞に目を通していたら “ アニマルセラピー ”なるものの記事が掲載されていた。 以前から、老人や自閉症の子供等の、心理的、社会的、生理的な 問題部分に働きかける、その効果の程は話に聞いていたが その分、人間社会が世知辛く 荒んでいることの表れでもあるように思う。 か弱く、損得勘定が無く、汚れ無き魂を持つ動物達に触れ 心が癒されるわけである。 このアニマルセラピー、行動が予測しやすく 表情豊かで親しみやすい 犬、猫、ウサギ、ハムスター、小鳥類 等が活動の主に使われているらしいが 個人的に行う場合なら 嫌いでなければ、蛇、トカゲをはじめとする 爬虫類等でもよいだろうし マニアックな人ならコウモリなんかでも構わないと思う。 人間にも性格があるように 動物にも育った環境等により形成された性格が有るが それに加え更に、しっかり躾(しつけ)が施されているか否か これが活動に使われる動物としての向き不向き の判断材料として挙げられている。 その記事に記載されていた適合条件とされる10項目を 人間であるこのワタクシに当て嵌め考えてみた。 (1)キャリーバッグに入れて移動中も鳴いたりしない。  自分は狭い所は苦手であり、ことに満員電車等に於いては  イライラすることが多く、しばしばわめく。 (2)みだりに排泄しない。  我慢出来ないと、立ちションする。  それも出来ない場合はペットボトル等を使用。  (お茶のペットボトルは本物と間違い易いので注意が必要) (3)屋内で飼育されている。  出なくても平気。  いるときはずっとウチにいる。  昨夜降った雪も、結局見なかった。 (4)健康診断を受けている。  大きなお世話。  会社の健康診断もずっと出てなかったけど  指定日に欠席した場合  強制的に実費で受けなくてはいけなくなったので  一昨年前から受けるようになった。 (5)おおむね生後8ヶ月以上。  クリア。ヨワイ38歳。 (6)できれば不妊、去勢済み。  嫌だ。 (7)人込みの中でも落ち着いていられる。  人込み嫌い。見られている様な気がして挙動不審になる。 (8)他の動物に対しても落ち着いている。  この歳でいまだに小僧にメンチきられる。  ま、知らん顔するけどね。  しかし、あんまりしつこいとねぇ・・・  がるるる。 (9)「お座り」「待て」が出来る。  犬ではない。他人に指示され抑圧されるのは嫌いである。  よって、しない。 (10)予防接種を受けている。  インフルエンザのは受けた、しかし感染、発症した。 以上の様な具合である。 どうやら自分はこの活動には適していないようである。 しかし、何だかどれも人間の都合に合わせて 枠に押し込められている様で、扱われる動物が 少々可愛そうな気もする。 彼らは、見知らぬ人々にいじられ、果たして幸せなのだろうか? まぁ、加減を知らん子供にいじりたおされるよりは 動作も緩慢な、湿布と仁丹の香り漂うご老人方々の方が かかるストレスも軽いだろうが・・・ うーん、俺も癒されてるんだろうなぁ。 しかし、自分ばかりでなく、たまには癒してやらんとね。 ランキング押してね!

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