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1

夢日記

2008/06/25
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カテゴリ:夢日記
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これは私自らが夢の中で体験した物語である。

■夢日記/2008年6月21日■

鮨詰め満員バスに揺られ、吊革につかまりつつも
運転手が制動ペダルを踏み、ハンドルを切り、する度
車内の支柱を頼りに均衡を保ち
ようよう立っているといった案配。

次の停留所辺りで下車しなければならないのだけれど
運転席左隣に位置する、下車専用扉より遙か離れた
後方の吊革につかまっているわたしは
前方に詰め込まれた乗客群をこれ
掻き分け掻き分けして進まねばならぬこと必至で

難儀だよなぁ。溜息ひとつ。

と、そうこうしてる間に目的の停留所に着いてしまったので
意を決し前方の乗客群へ向け、当方下車の意思表示をすべく

「すみません!」と、あれれ???

わたしが発した「すみません!」の一声は
わたしの丁度目の前
幼い児童を引き連れ吊革につかまっていた
肥満気味な女性との二重奏と相成り

続けて彼女、「降ります。」

結局、肥満気味の彼女が人の林を掻き分け掻き分けして
道を開拓して呉れたので
わたしはその後に続くのみにて難なく下車。

車内の淀んだ空気に対し、外界は清しく幾分涼しい。  

見知らぬ街である。バスを降りたわたしは
停留所の向かい側へと道路を横断し路地を入る。
虫喰いだらけの葉を突き出した垣根
焼け跡にうずたかく積まれた煉瓦の山
煤けた下見板の壁をやり過ごし通り過ぎ
老朽し赤錆びた、今にも崩落しそうなアーチをくぐると
そこは年経り鄙びた歓楽街の一画。

否、正しくは時代の波に取り残された享楽の残滓とでもいうべきか
冬の枯葉に埋もれた抜け殻の様な街で、人影も無く
飲み屋の軒下に横たわり埃を被った、清酒の水色硝子一升瓶
色褪せた黄色のビールケース
沿路に連ね掲げられ、力無く萎びた提灯など
哀れであり侘びしい。

しかしながらわたしは、こういった景趣は嫌いではなく
むしろ大好きなほうで
例えば、小ぢんまりとしていながらも
昭和初期の造り外観をとどめた劇場跡など
かつては人々が集い賑わったであろう
過ぎ去りしその盛況振りを夢想するのみにて
心ときめくものがあり楽しい。

そんなわけで、埃やら黴やらといった
あらゆる経年の垢をないまぜにしたかの様
独特の臭気を停滞させた通りを独り興深げに散策していると
わたしの行く手を阻むかの様
薄汚れた茶色い毛並みの猫が足元に踊りいで
猫本人、戯れているつもりなのか知らぬけれど
むきになってわたしのスネにかじり付いてくる。

猫愛好家であるわたしは一瞬、可愛いではないか、と和んだものの
これが加減容赦無く結構な力で噛み付くので
少々不気味に思うのと同時
野良に違いない此奴の鋭い牙により傷など負い
その微細な傷口より注入された得体の知れぬ病原菌か何かに冒され
狂い死になどしては大変と
わたしの右足をしかと抱き抱えしがみ付く猫を
振り払い、振り解き、引き離し
それでも懲りずに迫り来るのを足で牽制しつつ
どこか避難出来る場所はないかしら、と辺りを見回し
近くの公園へと駆け込み、鉄棒に飛び乗る。

さすがにここまでは来れぬとみえて
鉄棒の下をうろつきうろつきし、うにゃらうにゃらほざいてけつかる。

かっかっかっ。安穏の地を得たわたしは心に余裕が生じ
なお且つ俄然強気となり
身の程知らずな狂い猫に対し、攻撃など加えてやりたく思い
今現在出来得る最大限の攻撃として
鉄棒上に立ち上がり、中腰で均衡を保ちつつ、猫に狙いを定め放尿。

はっは、ざまあみやがれ。

きらきらほとばしる黄金色のしぶきを浴びる猫。
その顔は何故だか無邪気に笑っている様に見える。

ところが、それを見ると今度は、何だか己が弱い者いじめでもしている様な
後ろ暗い心持ちとなり、俄かに周囲が気になり落ち着かず、放尿を中断。
鉄棒上にてかがみ込む。

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最終更新日  2008/06/29 07:41:54 AM
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2006/10/23
カテゴリ:夢日記
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いつもと同じ筈の珈琲がやたら不味く感ぜられる。
口内に拡散するコールタール様の臭気は
気化し更に肺の隅々にまで滲み渡る。

仰ぎ見ればどんより重い曇り空。
淀んだ灰色に鈍い光だけの太陽。
中途半端な堕落した夜明けだ。

ふと気付くとそこは屋外と思しき場所。
わたしは、設置された肘掛けのある
丁度床屋の椅子の様なものに静坐させられ
医師らしき初老の男により右目眼球術式を施されている。

局所麻酔で意識がある為、自分自身その一部始終を見て取れる。
まず、針、本体、共に通常のものと比して極端に細い注射器
その針をぷつりと眼球に突き立てられ
液体の注入が終わると、メスが入れられる。

麻酔の効力によりやはり痛みはないのだけれど
眼球内で確実に何かの作業が進められている感覚は
遠く人ごとの様ではあるが感じて取れる。

手慣れた様子で作業を進める医師と思しき男は
やがて治療を施している右目周囲の皮膚を剥がし
剥がしたその部位に醤油を塗布し始める。
まったく原始的とも思える民間療法のごとき未知なる治療法であるけれど
この医師に対する絶対的な信頼がある為
わたしはこれに感嘆し、一抹の不安の陰りも無い。

そして眼球に二度目の注射。
冷たい針先より静かに浸透し充填される安堵感。

ああ、これでわたしの病は完治するだろう。


■夢日記/2006年10月17日■



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最終更新日  2006/10/24 12:28:03 AM
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2006/03/04
カテゴリ:夢日記
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■夢日記/1998年2月6日■

kojikimise

崩れかかった廃墟が点在する町並みを歩いている。
路地を抜けると川に突き当たり
その川沿いにも崩れた石造りの建物がある。

その傍らにある階段で、川に降りようとするのだけれど
崩れた建物の瓦礫が、行く手を阻んでいるのと
思いのほか水位が高く、流れも激しい為
危険と判断し、諦める。
階段を上り、通りに出たトコロを
通り掛かった百姓風の老婆に目撃され

“ マズイ” と挙動不信になる。

明治建築風の古びたレンガ造りの、銀行の様な建物玄関の前
古道具が山の様に積まれている場所に出る。

その物品の山に興味を示し見入っていると
どこからともなく乞食が現れ

「何かお探しですか?」

などと声をかけてくる。

どうやら彼は、ここで店を開いているようだ。
恐らくこれらの品々は、そこいらで拾って来たものに違いない。

振り子の無い八角時計、所々凹みのあるアルマイト製洗面器
乱れ髪の市松人形、埃マミレの陶器類、等々。

私はそれらガラクタの中から、一枚の木製扉を見付ける。
かなり旧い物らしく重厚な造りに施された黒い塗装
その所々がひび割れ剥がれているのだけれど
それがかえって長年生き抜いてきた風格を感じさせる
味わい深い代物である。

一目で気に入るが、自分が探しているのは引き戸なので
それは無いか尋ねてみる。

すると乞食は無言のまま得意気な面持ちで
奥からゴソゴソとそれらしき物を持ち出してくる。
木枠で上半分にガラスがはめ込まれ
一見重ねられた二枚の引き戸に見えるのだが、下半分がくびれており
突き出たふたつの足の様なものが付いている。
更に重ねられた二枚に見えたそれらは
蝶番によりひとつの物としてつながっており
どうやら衝立の様である。

tuitate

乞食は、この品は病院で使用されていたものだと説明する。
なるほど、その衝立様の物のガラス部分には
三枚のポスターが貼られているが
いずれも医療関係を思わせるものである。

しかし、その中の一枚にどうも見覚えがある。
女性が歯の治療を受けている図。

ややあって、私はそれが1970年代に
「メディカルアート」という新分野を確立した
フランスの前衛アーティスト、ロマン・スロコンブの作品であることに
気付く。他の二枚も作者は不明ではあるが同様のものと思われる。

恐らく、知識の無いこの乞食は、これらのポスターから
安直に病院を連想し、口からデマカセを言っているに違いない。

乞食は加えて

「これは15年~20年程前の骨董品です」などとのたまう。

骨董屋気取りで知ったふうな口を利いても、底が丸見えである。
大体からして20年やそこら前の物など骨董品とは言わない。
単に古いだけの物である。

しかもこの乞食が言うところの“骨董品”
よく見ると、相当イタミが激しく
上部木枠部分など木部が見えない程
赤いビニールテープでぐるぐる巻きにいい加減な補修が施されてある。
こうなるとゴミ以外の何物でもない。

私は乞食を小馬鹿にしつつ、冷やかし半分値段を尋ねてみる。
すると彼は得意満面の笑みを浮かべ

「30万円でどうでしょう」

「話にならん!」私は吐き捨てその場を後にした。

まったく!ふっかけやがって!
真面目に額に汗して働きやがれ!

街角だと思っていたその場所は、実はビルの四階であることに気付き
近くの階段を下りることにする。
しかし、ふと、あの貼ってあったポスターが価値有る物に思えてきて
今一度引き返してみる。

戻ったその場所、先程のレンガ造りの建物は
実は乞食が経営する骨董屋の店舗であった。

中に入ると数人の店員がおり
それぞれ何かしらの役割を持っているようで
いずれも忙しそうに動き回っている。
しかし、顔といい、皆、同じ様な背格好をしていて
どれが先程の男か見分けが付かない。

ようやく見付けたそれらしい男は
店舗奥にあるレジの向こうでストーブにあたっている。
先程は長髪だったその髪が随分短くなっており
あらわになった両耳には
大きめシルバーのリングピアスが輝いている。
その風貌は
“大した器でもないのにお高くとまったイヤミなレコード屋の店員”
の様である。

私は彼に、先程のポスターのみを売ってくれと申し出る。
しかし、男はこちらに目線を向けるのも面倒くさそうに一言。

「駄目だね」

まぁ、先程自分がとった態度を考えれば、予測し得た反応ではあるが
しかし、このペテン師野郎、腹が立つ。
こうなったらこの際
貼ってあるポスターをひっ剥がしてかっぱらってやろう。
なぁに、獲物は店外に置いてあることだし、たやすいもんである。

私は無言で店の外に出ると
スキを見てガラクタの上に畳んで置いてある衝立を広げ
(サイズが四分の一程になっているが、気にも留めない)
内側に貼ってあるポスターをまず一枚、例の歯科治療図を剥し
何故かそこに挟んであったLPレコード、これも手に持ち
素早く非常階段へと向かう。

コンクリートの階段を下りていくと
二階の踊り場に段ボール箱が幾つか積まれている。
とりあえず、それら箱の陰に盗ってきたモノを一旦隠し
残った二枚のポスターを剥がすべく引き返す。

ところが戻ってみると、先程置いたはずの場所に
衝立が見当たらない。

不審に思い、辺りを見回すと
天井に防犯用ビデオカメラが設置してある。

“ しまった ”

と思う間もなく、どこからともなく
リーゼントにエプロン姿のバーテン風の男が現れ、声を掛けられる。

私は驚いて飛び上がり、全力でその場から走り去る。

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最終更新日  2006/03/06 10:01:51 PM
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2006/02/25
テーマ:夢日記(3)
カテゴリ:夢日記
これは私自らが夢の中で体験した物語である。

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★文学的な夢?★

■夢日記/1998年6月1日■

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トラホームを患う瞳にも似た、濁った光を含む夕闇迫る空の下

私はマンションの自部屋へ帰るべく建物の渡り廊下を歩いている。
コツコツと響く足音は幾重にも反響しては重なり
暗面へと消えてゆく。

程なく自部屋扉の前に辿り着き
部屋の鍵を取り出そうとポケットを探るたのだが
その時突如、音もなく何者かの気配が迫り来る。

瞬間的に身の危険を感じた私はその場に立ちすくみ
恐怖の為顔を上げることすら出来ない。
おののき見やる足元に黒い影。
その人影はやがて狼の様な獣の形に変化する。
驚怖の絶頂に達した私は言葉にならぬ奇声をあげ
手足をバタつかせ半狂乱でその場を逃れる。

翌日、新聞朝刊にてこの奇奇なる事件が
世間を騒がせている事実を知る。

一度は難を逃れたものの、危懼を拭い去れない私は
身を隠すべくH氏(谷コウの父)に連絡をとり
古都と呼ぶにふさわしい風情溢れる町並みの一画にある神社の隣り
そこにあるカフェにて彼と待ち合わせる。

カフェに現れたH氏は店内を見回すと
テーブルに突っ伏して居眠りをする私を見付け、歩み寄る。
(私はそれを第三者として眺めている)

私はかくまって貰うお礼にと、予め用意した木製の板を差し出す。
その板は、私自身が彫刻刀を用いて彫刻を施し

「方舟さくら丸 坂口安吾」の文字を浮き彫りにしたもので
(実際には“ 方舟さくら丸 ” は安部公房の小説)
浮き出た文字の部分を白く、彫り込んだ余白部分を青く彩色してある。

この時、丸い黒縁眼鏡を身につけていることから
自分自身が坂口安吾であることに気付く。

彫刻を受け取ったH氏は、それが大変気に入った様子で
会話がはずみ、左翼政治などについて暫し語らう。

身を隠す為に案内された寝室は、カフェ店内の中二階にあり
一組の布団が敷かれている。

しかし、見るとそこには既に谷コウが寝ている。

丁度半分のスペースは空いていることではあるし
枕も二つありはするのだけれど

「ここで一緒に寝るのか」

と思うと、やはり気色いいものではない。



■夢日記/1998年4月15日■

doguramagura.jpg

私の部屋の机の上に置いてある、小説単行本の表紙を見た父親が
(米倉斉加年のイラストの様な少々エロい感じ)

「こんなものを読んで、貴様なにをやっとるか!」と私を叱咤する。

彼はそれをエロ小説と勘違いしたらしい。

頭に来た私は「根本敬を知らんのか!日本文学だ!
                 無知な奴め!(漫画家です)」

と言い返し、ひるがえすようにそのまま家を出て車を走らせる。
しかし暫く走った所で異音がし始め、タイヤのパンクに気付く。

仕方がないのでそこから程近い公園に車を停め
パンク修理をすることにする。
外したタイヤは自転車のそれの如く細くて軽い。
私はそれを手洗い場に溜めた水に沈め
パンクの原因である、亀裂或いは微細な穴を探るべく
空気を含ませ水中で絞ってみるのだが、一向にはかどらず
空気漏れの箇所が特定出来ない。

そのうち私は、その手洗い場にお湯を溜め
その場で服を脱ぎ入浴を始める。
程よい湯加減、至福の時である。

と、そこに一人の女が現れる。
その女の身なり風体から察するに、何故かこの公園に大勢集っている
ヤ●ザの妻ではないかと推測される。

女は我方ににじり寄ると唐突に

「チ●ポを触らせろ」と言う。

私は「人がいい気分でいるところ、出し抜けに何言いやがる!
                         このアマぁ!」

と言い放ちたいところなのだけれど、それは口には出さず
丁寧に断り、拒否する。
けれども女は全く動じず、ニヤニヤしながら、執拗に手を伸ばす。

さすがはヤ●ザの妻である。

kouen.jpg

どこかの会社の食堂でパーティーが催され
そこに友人と二人出席している。

私と友人はその場を盛り上げようと大騒ぎをする。
にわかに便意をもよおした私は、トイレに向かう。

向かった先のトイレはやたら古び、赤茶けていて悪臭が立ち込める。
個室の扉なども相当ガタがきていて
閉ざしてみるも10センチ程の隙間ができ
外から丸見えで役目を果していない。

しかも個室は四つ並んでいるのだが
扉が付いている側と、それに相対する壁は通常通りなのだが
個室どうしを仕切る壁が、本来ならば天井近くまであるものが
ここでは大人が立った腰の辺り迄しか高さがなく
端っこの個室内で立ち尽くす私は
前方の三つの個室内を全て見渡せる状態である。

さらに設置してある和式便器。
これが前方の一番離れた個室から、私が立っている個室足許まで
全ての個室を股にかけ、長細く繋っているのである。

「なんだこれは」

と、このトイレの奇怪な構造に戸惑っていると
隣りの個室、つまり目の前の個室に子供が駆け込んでくる。

彼は“ かくれんぼ ”で隠れる為に入り込んできた様である。

タイミングの悪さに苛ついた私は

「隠れるならこちらでも構わんだろう」

と自分のいる個室と場所を交替させるのだが
彼が見ている為、結局用を足せず、諦めてトイレを後にする。

工場の様な薄汚れた建物が建ち並ぶ敷地内を歩いていると
向かいの建物の二階窓から友人が身を乗り出し

“ こちらへ来い ”  と手招きをする。
(通常の二階の二倍程の高さがある)

私はそこまで行くのが少々億劫に感じた為
彼同様  “ こちらへ来い ” とジェスチャーで返す。
するとそれに対し彼、またしても手招きを繰り返す。

どうやら二階に何かあるらしい。

私は建物玄関を入り、すぐ左手にある階段を上る。
上りきった所に水色のペンキで塗られた木製の扉がある。
そこを開けてみる。

部屋だと思ったそこは思惑に反し、機械の音が鳴り響く暗がりで
湿っぽくカビの臭いがツンと鼻をつく。

ボイラー室の様でもあるが、トグロを巻くが如く天井に貼り付く
緑色のパイプがボコボコと呪われた底なし沼の様な音を立て
不気味さを醸し出している。

気味が悪くなった私は扉を閉めると
今しがた上ってきたばかりの階段を再び階下へ降り
その階段と向かい合わせに位置する階段を上ってみる。

上りきった所に大きく重厚な木製の扉があり
中から話し声が聞こえる。
その扉を開けると、中には友人の他に警備員らしき男が二人いて
彼らは共に拳銃を所持している。
(何故かその拳銃は白いプラスチックでできている)

私は未だかつて本物の拳銃を手にした経験が無い為
彼らの所持する拳銃を拝借戴き
自分がこれを手にしている様を写真に収めて貰えないだろうか
と頼み込む。

すると以外にも快く、あっさりと了解してくれ
そのズッシリ重たい “ 本物 ” を手渡される。

それを手にした私は興奮し

「安全装置!安全装置!」

などと叫びながら大はしゃぎで、警備員の片割れに銃口を向ける。
向けられた男も笑いながら

「撃たないでくれー」

などと愛嬌一杯である。

男に狙いを定め、安全装置が掛かっていることから

“ 発砲はしないだろう ”

と安心して引き金に掛けた指に力を込めてみる。
ところが、あろうことか、いとも簡単に撃鉄が落ちてしまい
発砲音は無いものの「パシッ」という乾いた音と共に
銃口を向けられていた男が後方へ弾け飛ぶ。

「うわぁ、どうしよう・・・」

頭の中が真っ白になり、額には嫌な汗が伝う。

しかし、倒れた男はややあって動きだし
後に聞くと、本当に撃たれそうな気がして
万が一を考え後ろに飛び退いたに過ぎないとのことだった。



車で別の場所へと独り移動する。
車を停車させると、助手席にある財布と透明のプラスチックケースを
タオルで隠し、ドアをしっかりロックして車を離れる。

車を駐車した路肩のすぐ脇に、長い下りのエスカレーターがあり
階下は高級レストランになっている。

店内に入ると、待ち構えていた兄貴分が
(筋者の様である。いわゆるヤ●ザね)
何やら重要なブツを探していると言う。
警察もやはり我先にと血眼でそれを探しているらしい。

それを聞いた私は暗黙のうちにそのブツというのが
先程助手席に置いてきたプラスチックケースであると察知し
これを逸早く兄貴分である彼に受け渡そうと
上りエスカレーターを足早に地上へと駆け上がる。

ところが先刻駐車した場所に車は見当たらず
それとは逆の反対車線に停まっているのが確認できる。

辺りには刑事らしき男がうろついている。

私は慌てて、近くの歩道橋を渡ると車に駆け寄り
助手席をあらためるも、車内はキレイに整頓されており
ブツはどこにも無かった。


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最終更新日  2006/02/26 02:37:41 AM
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2006/02/12
テーマ:夢日記(3)
カテゴリ:夢日記
これは私自らが夢の中で体験した物語である。

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■夢日記/1998年×月×日■


hukurou.jpg

自宅居間にてソファーに腰を下ろし
くつろぎながらテレビのニュースを観ていると

日本各地で、大量の毒サソリが異常発生して
政府はその対策として、サソリの天敵であるフクロウ(?)を
各国から輸入、繁殖し、野外に放つ、という方法の実践に踏み切った
との旨を報道している。

ふと目をやったテレビの上に、何故か一羽のフクロウがとまっていて
顔の真ん中に位置する隻眼(せきがん)、いわゆる一つ眼でもって
獲物を狙うかの如く、じっとこちらの様子を伺っている。

自分はそれに対し、何の疑いも持たず

「フクロウは一つ眼だっただろうか?」とぼんやり眺める。




■夢日記/1998年4月20日■


近所を散歩していると、病院の前に停車する自分が勤める会社
S運輸のトラックを見かける。
4トンの箱車から降りた運転手は見たことない顔、恐らく新人だろう。
彼は病院の正面玄関から出てきた看護婦に荷物と伝票を渡すと
そのまま受領印も貰わず走り去ってしまう。

自分は同じ会社の社員である彼をフォローしようと
看護婦から受領の伝票を受け取り、彼の車を徒歩で追いかける。
細い路地なので然程スピードは出せない筈だ。
道は30メートル程先でT字路になっており
車はそこを右折した様である。
曲がった先は駐車場になっていてトラックが何台も停まっている。

その奥に旅館の様な大きな木造建築のアパートがあるのだが
駐車場にはあらゆる会社のトラックが駐車されている為
自分の会社の寮などではない様である。

開け放たれた玄関扉をくぐり、建物の中へ入ると
いかにもトラック運転手といったガラの悪そうな風体の男達が
数人、雑談をしている。

自分は彼らに「S運輸の運転手はいないか?」
と尋ねてみるのだが、「知らない」と言う。

靴を脱ぎ、玄関を上がり、廊下が伸びる左奥の暗がりを
覗いてみるも、やはり誰もいない。
自分が手にしている受領書を見て、事情を察したのか
雑談していた男達のうちの一人が

「ポストに入れておいたらどうだ?(受領書を)」と言う。

ふと彼らの方に目を向けると、男達の中に俳優である岸谷五朗がいて
自分と目が合うと、彼は親しげに話しかけてくる。

「最近、髪が薄くなってねぇ」

自分は少々うんざりした気分で

「そんなことないよ。カツ君(友人の名、仮名。)と同じだよ」

と答える。が、そう言った後に改めて彼を見てみると
丁度、頭上に電灯があり
ニヤつきながら頭を掻いている彼の頭頂部は、確かに薄く見える。

“ あんなに毛量が多かったのになぁ ”と
しみじみ眺めるその顔は、いつの間にかカツ君に変わっていた。

kisitani

気が付くと、玄関を入った左手に木製の郵便受けがあり
仕切られたそれぞれに紙ラベルが貼られており
受け取り主おのおのが書いたであろう
様々な字体、書材にて名前が表記されている。

自分はその数ある中から見覚えのある“ 服部 ”という名を見付け
受領書を入れる。



【あとがき】
本文中にある「最近、髪が薄くなってねぇ」
というこの台詞は、同文中に登場する自分の友人である
“カツくん”の当時、口癖であった。
実際は毛量が多く、薄い人が聞いたら
イヤミに聞こえたのではないだろうか?
彼の雰囲気というか、質感が、俳優、岸谷五朗と似ている為
夢の中でダブったものと思われる。



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最終更新日  2006/02/12 09:48:38 PM
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2006/01/27
カテゴリ:夢日記
これは私自らが夢の中で体験した物語である。

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前回は以前書き溜めておいたものから紹介しましたが
今回は書き下ろしです。


■夢日記/2006年1月26日■


honoo.jpg

フェリーの様な大型客船に乗って大勢の人々と洋行している。
乗り合わせた人々の中には知った顔も多数含まれるが
どういった集まりかは定かではない。

船が推進を続けるのは真っ黒に濁った泥の海
いや、ナイル川に似た広大な幅を持つ大河の様である。
そこへ遊びの一環として2、3人の子供たちが
甲板からはしゃぎながら飛び込む。
近所の顔見知りの子供達である。
そこで自分も海パンに着替え同様に飛び込んでみるのだが
飛び込んだそこは、意外に浅かったのか
たまたま岩でも突き出ていたのか、両足が付くほどの水深である。
と、足裏に激痛が走る。
どうやら牡蠣か何か、水底に貼り付いていたゴツゴツした
貝殻様のものが突き刺さったらしい。
5、6センチ大の異物が両足裏にめり込んだ感触がある。
しかし、この生温くコールタール状の黒い泥水
傷口からバイ菌が入らないか心配である。

そう思った次の瞬間である。
突如、ボッという音と共に自分の身体が炎に包まれる。
痛みが要因だろうか。
この時、自分の眠っていた特殊な能力が開化したことを自ら悟る。
どうやら自分には、意識を集中させると
身体から炎を発する能力が備わっているらしい。

自信に満ち溢れた自分は足裏の貝殻をそのままに
船と平行して下流へ泳いで行く。

いつの間にか子供達は何事も無く水から上がった様だ。

下流の、川が極端に細くなった所に保養施設の様な建物がある。
建物内に入ると、廊下にはスノコ状のものが敷き詰められていて
その上を浴衣姿の人々が行き来している。
(この時点で、足の傷の事はすっかり忘れている)
廊下左側に等間隔で口を開ける部屋はどれも鮨詰めの満員状態。
ふと覗いた部屋の中に、友人であるコヤマの姿がある。
浴衣姿で片肘を付き横になっている彼は
どうやら私のスペースも確保してくれていた様で
その好意に甘んじて、そこに入り込む。
しかし、タコ部屋の如く狭く、落ち着かない。


防波堤のようなコンクリートの人工構造物の上を
縦25センチ、横10センチ、厚さ5センチ程の大きさの
機器を携え歩いている。
これは自分と同じ能力を持つ者を探知するためのもので
赤く点滅するランプの反応を見ながら前へ進んでいく。

防波堤の先に白塗りの屋形船が停泊していて
設けられた席についた人々は、おのおのが仲間と話をしたり
食事をしたりと、楽しんでる様子で賑やかである。
自分はその中の東南アジア系と見受けられる一人の男に目星を付け
歩み寄り、あぐらをかいて座る彼を見下ろす。
ざわめきが途絶え、周りの人々は何事かといった様子で
自分の方を訝しげに見やる。

そこで自分はここぞとばかりに意識を集中させる。
すると、眩しい閃光と共に自分の身体から火柱が天を貫く。
驚き、呆気にとられる人々。
いつの間にか動きだした船の上、自分の頭上を
火の粉を含んだ赤黒い雲が追いかけてくる。

自分は男に言葉をかける。

「あんたの力はこんなもんじゃないだろう」

すると彼は全てを察した様子で浅黒い顔に不敵な笑みを浮かべる。



■夢日記/2006年1月25日■ (Mさんの夢)


何かの検査の為、病院に訪れている。
医師の指示により3階へ行くよう促され、エレベーターに乗り込むと
そこには既に二人の男が乗っている。
いずれも推定年齢30台と思われるが、個室の中が極端に暗い為
細部までは見て取ることが出来ない。
一人は背が高く、顔の表情は闇に埋もれている。
もう一人は小柄でやせ細り、目ばかりギョロつかせ
薄暗い中でニヤ付いている様である。
尋常でない彼らの様子に不気味さを感じながら
エレベーターの操作パネルに目をやると
おかしな事に、6つある階のボタンのうち
一番下の一階以外の、残り5つのボタン全てが
二階の表示になっている。
自分が行きたいのは三階である。
二階までしか行かないという事だろうか?
妙な胸騒ぎを覚えた自分は
“このエレベーターで二階より上には行ってはいけない”
といった気分になる。

程無くエレベーターは二階に止るが、一向に降りる気配のない男達。
不審に思いながらも、個室内の重苦しい空気から逃れたいこともあり
ここで降り、階段で目的の階へ向かうことにする。
降りた後ろを振り返ると、閉まったエレベーター扉の
硝子張り小窓の向こう、二人の男を乗せた個室は
表示には無かった上階へと上っていった。

廊下左手に階段がある。
自分はそこを上り、三階へ向おうと階上を見上げるのだが
踊り場に真っ赤なボディコンスーツに身を固め
これまた真っ赤な車輪付きスーツケースを携えた女性の後ろ姿がある。
その無機質で冷たい景色の中、似付かわしくない女の姿
今にもこちらに振り返りそうなその姿に、不気味さを覚え躊躇する。

akabode.jpg


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ヲシテネ。






最終更新日  2006/01/27 11:34:50 PM
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2006/01/04
カテゴリ:夢日記
これは以前、何年も前に読んだ本の中に
「夢日記」という自らが見た夢を書き綴ったものがあり
それが非常に面白かったので
その当時、自分も同様に書き記してみたものである。

たかが夢と言う事なかれ
これはあっちの世界で自分が実際に体験したことなのだ。

と言う事で、今後少しづつその体験談を挿絵付きで
紹介していこうと思う。
なお、記されている日付は順番が後先になるかもしれないが
ご容赦願いたい。

■夢日記/1998年4月16日■

夕暮れ迫る見知らぬ駅、電車を降りると
気付かれぬ様慎重に、前方を行く女を尾行する。
彼女をある事件の重要人物と睨んでいる自分は刑事である。

古びた木造の無人駅を出ると、街はいかにもさびれた様子で
人影もなく、風が吹き抜ける商店街のシャッターは全て重く閉ざされ
時折、咳き込む様な軋みだけが辺りに響きわたるのみである。

暫く行くと、住宅はおろか建物も疎らになり
少し淋しい気分になってくる。
身を隠す場所が無い為、女との間に距離をおいて尾行するのだが
ふと気を抜いた隙に彼女を見失ってしまう。

しかし道は一本道、そのまま真直ぐ進むことにする。
程無く道は上り坂になり、右手にガードレールが現れる。
その向こう側を覗いてみると、そこは恐ろしい程高く
遥か下方に満満たる水を湛えたダムを望む。

sakamiti.jpg

あまりの高さと、薄闇に包まれた水の黒々とした不気味さに
自分は腰が退け、ガードレールを頼りに恐る恐る前へ進むのだが
道は更に狭く、30センチ程の幅になり曲がりくねってくる。
頼りのガードレールも車でも衝突したのか所々倒れてしまっている。

額には冷や汗が滴る。

必死の思い、四つん這いの様な状態で進む自分のすぐ近くを
いつの間にか現れた坊主頭の子供達が走り回る。
“さすがに地元の子供は逞しい”

結局、仲間と合流する時間となり、尾行は諦め
集合場所となっている近くの書店へ向かう。
しかし、集まったメンバーというのが
トクちゃんとヒガちゃんで少々頼りない気分になる。
higasi.jpg
(ヒガちゃん)

■夢日記/1998年5月30日■

崩れかかった廃屋に忍び込む。
ものすごい貧乏暮らしの自分は“ここに住もうか”と考える。

その夜、仕事を貰う為、佐○急便の倉庫へ勝手に出向いて行く。
広大な敷地の中に体育館の様な建物があり、そこで何らかの
作業が行われているらしい。

集まったアルバイトの中に中学時代の同級生「イイダ ムツオ(?)」
を見付ける。
彼とは中学卒業以来、一度も会っていないのだが
その事には全く触れず
「自分は面接も受けずに来たのだが仕事は貰えるだろうか」
と聞いてみる。
「今日は無理だろう」彼は答え
「ここでは新入りが何か芸をやるのが仕来りだ」と教えてくれる。

何故か丁度ギターを持っていた自分は、すかさず歌ってみせ
(何の歌かは覚えていないが)
途中から“サザエさん”の歌に変えたデタラメを力一杯大声でがなる。

会社の人達は大ウケで一先ず大成功と言えるだろう。
sazae.jpg



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ヲシテネ。






最終更新日  2006/01/04 12:46:26 PM
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