Happy Celebration

明日は父方の祖母の命日。

小さい頃から、ことごとく　私は祖母に似ている。。
と言われていたんです。
父は祖母（母）と仲が悪かったため、今になって思えば
私の祖母と似ている部分を見つけては　どなりつけたり、
直そうとしたり。
どうして、私だけ　こんなに怒られるのかと不思議に
思った時期もありましたが、私が嫌いなのではなく、祖母を
嫌いになろうと努力していたのかもしれません。

神主の娘で、巫女だった祖母は、今から思うと、
ちょっぴり（？）普通の人とは違っていたように思います。
当時神主さまや巫女さまは神様のように扱われていたようで、
その気質が抜けない人でした。

うちの父が祖母（母）と行き来をするようになったのは、
私が生まれてからだそうで、祖母にとって初孫の私は
とても、とても　可愛がられました。
私がバセドー氏病になった時も、同じ病気だった祖母は
なんだか喜んでいた節があったぐらいです
あちこちで「私の孫よ～」と言うのが口癖で、私の結婚式の時は、
「私の孫、私の孫」と、何度も言って喜んでくれていました。

傾いた古いお家に住んでいて、ヒノキのお風呂があって～
目の前が神社で。。そんな記憶の中の祖母は、神社で
うさぎと遊んでいる私を笑顔で見てくれていました。
そして、オシャレをして、私をいろんな所へ連れまわして
くれました。
私はそんな祖母のお家に行くのが楽しみで大好きだった
んだけど、父は　すごく嫌がっていたんですね～。
よく、私だけを置いて、夜お迎えに来たり。。
その時に、祖母が自分の切った爪をティッシュに包み、
「帰りの車でお父さんに渡すんやで～」と　持たされたり
（↑私の爪の垢でも煎じて飲めという意）
車の中で、父に渡したときの父の顔。。。。
父と祖母（母）の仲は相当悪かった様子です。

祖母が亡くなった時も、父は事前に察知したかのように、
母と一緒に海外
ダーリンと私と妹で祖母を見送り、お骨を持ち帰り、実家で
お骨になった祖母と一緒に　父の帰りを待ちました。

１８歳の時、父を産んだ祖母は、事情があって、父と籍を
入れることが出来ず、戸籍上は、父と祖母は従弟ということ
になっています。
戸籍上は従弟の息子の家に来るのは、骨になってから。。。
骨になってすら、孫に連れられてしか息子の元にやってくること
が出来なかった祖母。
戸籍上は、従弟だった実の母の死を、日本にて見送ることが
できなかった父。
本当に似たもの親子ですね。

そんな祖母が逝ってしまってから、３年がたっています。
明日は、祖母のお参りに行ってこようと思います
そして、明後日は　大宰府にお墓参りです。
大宰府には　還れなかった祖母だけど、
一緒に連れて帰ってあげようと思います