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テーマ:クラシックロック(754)
カテゴリ:この曲大好き
『戦慄の王女』 クイーン (1973年) “栄光のクイーン・シリーズ”、4ヶ月もサボってしまった。 前々回、前回に引き続きやっと3回目です。 (レビューももうすぐ300件になろうとしてるのに…汗) まぁ、誰もこんなシリーズがあったなんて知らないだろうから(苦笑)ま、いっか♪ 一時期ボクはこのアルバムの「Doing All Right」と「The Night Comes Down」ばかり聴いていた時期があった。 この2曲はこのアルバムの中でもちょっと異質で、印象的にはスローテンポで妖艶なフレディのボーカルが堪能できるナンバーだった。 ただそこはクイーンです、単調なまま終わるわけもなく、テンポの変化や転調や全く別のメロディを持ってきたりとドラマチックな展開が楽しめる1曲となっている。 「Doing All Right」における前半部分の美しいメロディと演奏はまるでナイトパブ・バンドのようでちょっとドキッとした(*^。^*) 特に間奏のハードロック・パートに入る直前(1:50あたり)のロジャーのジョンによる肩の力を思いっきり抜いたバッキングは、それはそれで逆に凄くグッとくるものがある。 しかしその後のフレディのボーカルのバックでチョロッと入れるブライアンの“おかずフレーズ”の色っぽいこと!! ホント、イイ音してるわぁ~♪ この時期のBBCライブを収めた『AT THE BEEB』というアルバムがあるが、それを聴いてもブライアンのギターの音はスタジオ盤と遜色ない…というかそのままの音でたまげる。 「The Night Comes Down」も同様にドラマチックな様相を呈している。 いきなりブライアンの必殺アコギ奏法が不思議なサウンドを生み出している。ジョンのそれに合わせて素晴らしいベースラインを奏でる。 そしてロジャーのドラム。 このブリティッシュ独特の湿った感じが堪らない!! この曲でのフレディのボーカルは本当に艶っぽい。 瑞々しくって“こんな素晴らしいロック・ボーカリストはいないっ”とさえ思っていた。 後年この色っぽさを失ったのは非常に辛かったなぁ。 さて、今日の2曲はクイーンの曲の中でもちょっとマイナーな曲なので、本日のオマケとしてDJロマネスク秘蔵の画像をアップしようと思います。 ギターキッズ憧れのブライアン・メイ・モデル by Greco ボクはこの広告を使ってトレースし、バルサ板(5mm)でミニチュア・フィギュアを作りました。 ネック裏の滑らかな角度が難しいでした(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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