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テーマ:DVD映画鑑賞(13592)
カテゴリ:映画音楽
切なさと健気さ、そして人情溢れる名作です。 リンク先(画像をクリック)の楽天ショップでは20%OFFです♪ ここしばらく行っていなかったので今日は名古屋大須の沖縄ショップに出かけた。 普段は閑散としている店内もゴールデンウィークのせいか大繁盛で危うく恒例の沖縄そばを食べられないほど満員だった。 しかしやっぱり落ち着くね。 BGMの三線の音を聴くだけで遥か南に連れてってくれる。 しかも今日はお客さんの中に沖縄の方も大勢いたようであちらこちらで沖縄方言が飛び交っていてロマネスク感激~っ♪ その帰り道、前々からレンタルしようと思っていた映画『涙そうそう』をようやく借りて家に戻った。 さっそく部屋を暗くしてDVDをセットした。 テーブルの上にはさっき買ったばかりさんぴん茶にジーマミー豆腐、砂肝ジャーキー、みそピー。 黒糖ポッキーもある♪ 自動プレイされたのは新作情報。 「こんなんいらんわ!」と早送り。 10分も入っとる。 手元のリモコンでスキップしようと操作するも出来ないようになっとる!! ムキーッ。 さて東宝マークがやっと出てきた。 悲しいかな、ゴジラを思い出してしまう(苦笑) 市場のシーンから始まった。 そうそう、この活気。 そしてゴチャゴチャ感(笑) 沖縄だぁ~!! 実はボクはこの映画、ホントに楽しみにしてたから極力事前情報を耳に入れないようにしていた。 だからストーリーは知らない。 ボクに似ているという妻夫木くん(自称w)と長澤まさみさんが出るというくらいしか知らないようにしていた。 この作戦は成功した。 まぁ昨年9月の公開作品だからもう知ってらっしゃる方が多いと思うのでストーリーなどの説明は省略しますが、結論を先に言うと・・・・・ 泣いた。 号泣でした。 まぁ普段から涙もろいロマですからこうなることはわかっていたのですが、これは久々に声を上げて泣いちゃったよ。 まわりに人がいたら退くくらい。 嗚咽(苦笑) とにかく主役の兄妹が健気で健気で。 そんないい子を取り囲む沖縄のいい人たち。 それに反して厳しすぎる現実。 正直“よくある泣きパターン”ではあったけれども、でも、泣けてしまった。 ただストーリー展開が早すぎてもう少し感情移入できる時間が欲しかったかも。 まぁそれでも約2時間という長さだからなぁ。 でもね。 いいの。 まさみちゃんがで~じ可愛かったから(笑) もうね、船の甲板からまさみちゃんが妻夫木扮するお兄ちゃんを見つけて「にーにーーっ!!」って叫んだトコでKO。 秒殺。 だって手摺りに手を掛けて叫ぶと同時に両足をカタカナの「ル」の字のように上げるのよ。 いわゆる「女の子ジャンプ」。 もうこれが可愛いのなんのって!! 死ぬ。 そしてその「にーにー」っていう声ね。 彼女の声は堪らんネ♪ このセリフは『火垂るの墓』での節子の「にぃちゃん」と双璧をなすくらい今後ボクの涙腺を脅かす言葉になるだろう。 さて、予備知識ナシで観たことで大いなる驚きと感動を得ることが出来た。 それは大城美佐子さんの出演だった。 全くのノーマークだったので、あのもやしのヒゲを取っているクールなおばぁが大城美佐子さんだとは気付かなかった。 いや、「どっかで見たことあるひとだなぁ」とは思っていたけれども、まさか大城さんが出てるなんてねぇ。 物語も終盤に差し掛かり、にーにーが亡くなって地元の島でお葬式を終えたあと親戚一同がそれぞれに語り合っているシーンで三線の穏やかな音色が流れてくる。 「お! この声はもしやっ!?」 ホントにそうだった。 まさみちゃんの憔悴しきった後ろ姿から再び冒頭の市場の風景に。 そして三線を弾きながら歌うもやし売りのおばぁ。 やっぱりこの人は大城さんだったのか!! 不覚なり~。 でも大城さんの演技はそこらへんの女優よりも存在感があってビックリした。 ちなみにこの時歌っていたのは「ナークニー」という沖縄民謡。 別れの歌だそうだ。 とっても心にしみてくる。 さすがは“女嘉手苅”と言われる所以だ。 ボクにとってはこのシーンがこの映画での一番のハイライトとなった。 唄ウムイ / 大城美佐子 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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