涙腺もろくなった
昔、音楽で初めて泣いたのはピンクフロイドのコンサートでだった
圧倒的な演出と音の洪水で、、、というかギルモアのギターソロの素晴らしさに感動したのが最初だったかな
自然と熱い液体が頬をつたった
自分でも「何で……」と不思議に思いつつ正体不明の感動が全身を包み込んでいた瞬間だった
その次はヴェルヴェットパウのライブで
名古屋の小さなライブハウスで猛烈に感激してた
これは音楽というよりは歌詞に心が響いてしまったため
結局レコード化されず「幻の名曲」として記憶だけに残っている曲
別れを決意した恋人たちが遊園地に行って
女の子がメリーゴーランドにひとり乗って
次にまわってきた時には姿を消していて…
とせつなすぎる心情を歌ったもの
桐生千弘さんの澄んだ美しい声とピアノの旋律が胸に突き刺さった
そして現在、月日が流れ半世紀を生き抜いたオッサンは本当にすぐ泣くようになった(笑)
今日はiPhoneを聴きながら買い物に行く途中、ランダムで流れてきた沖縄旋律の癒しのユニット「てぃんがーら」が琴線に触れた
急に目の前に沖縄の想い出が広がって良いこと悪いこと全部が走馬灯状態
田舎の一本道にひとり立ち止まって星を見上げた
上を向いて歩いても涙がこぼれた