2018/07/20(金)09:44
【冷凍パイン】 沖縄パイナップルパーク 【学校給食】
さて
昨日セブンで買った冷凍パイナップルだが、、、、イマイチでした(残念)
その昔、ボクがまだ楽器の輸出入商社に勤める前のお話
そこは食品の輸入商社で冷凍の海産物やヨーロッパのお菓子に洋酒、業務用の綿や建築用の割竹、鳥の餌やゼラチンシートなど数多くの商品を取り扱っていた
名古屋の郊外には自社の冷凍工場もあり、ボクは入社後数ヶ月そこで研修を行なった
白の制服に白の長靴は食品会社の定番だ
そこには大きな冷蔵倉庫があってフォークリフトで中に入ってパレットごと商品を取り出し近所に住むバイトのおばちゃん軍団が控える作業場へと運び込む
作業テーブルには常時大量の氷や水が流れ、しかも立ちっぱなしの作業で腰痛や冷えとの戦いだった
主な商品は冷凍イカ
東南アジアからダンボールに入った冷凍イカを大きなカゴに入れ替える(20kgくらいか)
傍らにはお風呂の倍くらいはある大きな水槽がありそこに氷水を張り特殊な粉を溶かす
そこへ豪快に冷凍イカをぶち込み掻き混ぜる、、、、この作業が相当キツイ!
最初のうちは筋肉痛に悩まされたが慣れてくると逆にそれが快感になる(?)←腕や肩あたりにめちゃくちゃ筋肉が付くのだ
掻き混ぜられたイカはその特殊な水溶液をまとい氷漬けにされる
たぶんこれをすることにより冷凍焼けを防ぐのだ(と思う)
それを再びカゴですくって作業台へぶちまける
それをおばちゃんたちが素早くサイズごとに仕分け箱詰めする
それをまたフォークリフトで冷凍倉庫へ入れる
寒いのに汗だくになる重労働だった
時々ハンパ物が出るので家に持って帰るのだが、元々新鮮なままのイカなのでそのまま水洗いをするだけで刺身のようなイカに戻る
これをバター炒めするだけでそれはもう至極の料理となる
その日は母に喜ばれた(笑)
ま、一番喜んだのはマツタケだったけどね
そんな中東南アジアからもうひとつ大好きな商品が来ることもあった
冷凍パインだ
学校給食用に1本1本日本語の文字がプリントされたビニール袋に包装されて輸入される
そのままの状態ですでに商品なのである
しかしそれでも折れていたりサイズが小さなものが時々混じっているので検品をする
その際ハジかれたものをボクらは食べちゃうってわけ♪
普通一般的には完熟ものは輸入禁止である
バナナもそうなのだが運搬途中のコンテナ内で追熟させるわけである
沖縄や宮崎で食べるマンゴーが美味しいのは完熟しているからってこと
もちろんパイナップルも例外では無いのだが”冷凍食品”であれば完熟していても大丈夫
つまり正真正銘の完熟パイナップルを食べられるのだ!
これが物凄く美味しい!!
こんなのを給食で食べられる児童はそのありがたさをもっとかみ締めてほしい (笑)
パイナップルといえば沖縄の『パイナップルパーク』だ
ここは広大な敷地を一周するカートが動いており子供だけでも楽しめる
ボクも何度か乗ったが笑っちゃうくらい楽しいよ
広い売店や工場見学も出来るし、隣の『フルーツらんど』とセットで観光してほしい
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