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カテゴリ:ミュージシャン
(昨日の続き)
TOTOでたった一枚だけとはいえ名盤『アイソレーション』(1984年)を残したボーカリスト”ファーギー・フレデリクセン”はそれ以前はソロ・アーチストとしても活動していた ただまぁそれを知っている人は少なく、更にそれ以後の活動も知る人はほとんどいない(と思う) それでちょっと調べてみたんだけど意外な繋がりがあったので書いてみようと思ったわけ 一番驚いたのはボクが大好きな”エンジェル”にも参加していた、ってこと! エンジェルはご存知のとおりハードロックの第2世代を代表する【クイーン、キッス、エアロスミス】の新御三家に第4の刺客として送り込まれた新鋭で日本でもかなり人気となったバンドである プログレッシヴなグレッグ・ジェフリアのキーボード・プレイとライディーンのような、いやローリー寺西さんのような(←順序が逆 笑)ルックスのギタリスト:パンキー・メドウスにフランク・ディミノのポルタメントを効かせたボーカルが特徴のスーパーバンドだったがアルバムを重ねるごとにプログレッシヴさは激減し1975年のデビュー作『天使の美学』から1979年の『甦った天使たち』までの5枚のスタジオ盤をリリースして解散(ちなみに、公式には1981年までは活動していたこととなっている) 最後はオーソドックスなアメリカン・ハードロックと化していた(質は悪くはなかったが…) その頃、ファーギーはエンジェルと同じカサブランカレコードでサントラ曲を制作してたのだがちょうどグレッグ・ジェフリアと出会い新たな”ANGEL”を模索しつつ1981年に3曲のデモテープを録音した ボクもそれはかすかに知っていたけれどまさかその時のボーカリストがその後あのTOTOに加入したファーギーその人だったとは本当に意外すぎてビックリしたわけです 結局その音源は公式発表されずファーギー版エンジェルは頓挫した しかしその時のベーシストでもあったリッキー・フィリップスとは意気投合したのかそれから14年も経った1995年には『Frederiksen/Philips』というアルバムをリリースしている さて、本家エンジェルはその後1987年に再集結しデモテープを作ったりしていたがそれも公式にリリースはされなかった(メンバーはフランク、パンキー、バリーの3人+α) しかし1999年になんと『In The Beginning』というアルバムをリリースしている ただしそこにはオリジナルメンバーはフランク・ディミノ(Vo.)とバリー・ブラント(Dr.)しかおらず、しかもギタリストはキーボードも兼任してて純然たるエンジェルとは呼びがたい布陣であった(…けど、音楽性に関してはボクは結構気に入っている) さてさて、、、なんと! 2007年にブートレッグまがいのアルバムがリリースされた その名も『rerities』という、アルバム未収録曲やライブ、そしてファーギーが残した3曲のデモテープ、更には87年のデモテープなどを収録 もちろん公式ではない代物なので入手は困難だがYouTubeで数曲聴くことができる こちらがファーギー版エンジェルの音源 【Angel - Whips (Demo from 1981) 】 まぁ普通に聴いたら可もなく不可もなく、といったところだがエンジェル・ファンには堪らない楽曲に違いないね …というか、後にTOTOの正ボーカリストになる人がエンジェルで歌っているというシチュエーションに胸アツである! + + + + + さて、エンジェルといえば昨年再結成し新譜もリリースした 更に今年の4月には待望の来日公演を催す 本当に嘘のような奇跡である 実はまだ行こうか悩んでいるロマネスク やっぱり行くべきなんだろうな、、、、(とか行ってる間にソールドアウト?) 大枚叩くか、、、♪ 【輸入盤CD】【ネコポス送料無料】Angel / Risen【K2019/10/4発売】 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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お正月どころではなかった大佐ですw
あけおめでございます! で、『Frederiksen/Philips』ですが、発売当時に バーンで話題になり、私も入手して聴いてましたよ。 好きなアルバムです! では、ことよろ~ (2020年01月07日 11時44分43秒)
ミッヂへ♪
明けましておめでとうございます☆ てかなに、また入院とか??? ホントお気をつけてね >Frederiksen/Philips さすが抜け目ない! 恐れ入りすぎて畏怖の念さえ持つわ~ こちらこそ今年も宜しくお願いします (2020年01月07日 14時13分57秒) |