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カテゴリ:この曲大好き
ボクが彼らに気付いたのはなぜか遅くて80年代に入ってからだった
時代は既にジャーニーやボストン、カンサスなど≪アメリカン・プログレ・ハード≫という売れ戦のジャンルが確立されていた もちろんスティクスという名前はよく聞いていたのだが音に触れるという縁が無かったのだ だからというわけではないが暫くの間ボクは彼らのことを”スティックス”と呼んでいたくらい(笑) ←本来は棒の複数形(sticks)ではなく三途の川(styx)という意味である 完全に出遅れた、、、、 バンドとの出会いは”縁”が大切だな ボクが彼らに気付いたのは1981年の大ヒットアルバム『パラダイス・シアター』だった とりあえずシングル・ヒットした「The Best Of Times」をラジオで聴いて気に入りシングル盤を購入したのが始まりだったと思う このシングル盤はちょっと変則的だった B面には前作『コーナーストーン』(1979年)からのナンバーがカップリングされていたのだ 普通はシングルA面と同じアルバムから選曲されるのが一般的だったのに、だ まぁ薄っすら覚えている記憶を辿るとボクはこのシングル盤を買うにあたり当然過去作やバンドそのものの研究をじっくりしてて(慎重派なのだ)B面の「ライツ」も実は前作の収録曲であり良い曲であることを事前に確認していた だからこのシングル盤には”お得感”を持っていたわけ♪ まぁ結局その後LP盤『パラダイス・シアター』も『コーナーストーン』も買ったわけだが…… とりあえず「ライツ」を聴こう♪ 【Styx - Lights 1980 】 うむ、間違いなく名曲 全米2位になったアルバムのトップを飾るに相応しいキャッチーで素晴らしい楽曲である プログレの匂いが漂うシンセの音と落ち着きのあるアコースティック・ギターが心を掴む そしてサラサラなブロンドヘアのトミー・ショウが優しく語りかける ヒット性は十分感じられる しかしなんでアルバム発売当時シングル・カットしなかったのだろうか、、、、 それはこの曲以外にもヒットしちゃう楽曲があったから(笑) それがこの2曲 【Styx - Babe (Official Video) 】 ボーカルはもう1人の(というかこちらがオリジナルメンバーなんだけどね)デニス・デ・ヤング 硬質なハイトーン・ボーカルが印象的 このシングル曲がめちゃくちゃ売れたわけ(全米1位) 【Styx - Boat On The River 】 こちらはトミー・ショウがリードボーカルを取っている 曲調のせいか日本とヨーロッパでヒットした トラッドを思わすマンドリンとアコーディオンが胸を打つ まぁこの2曲を聴いちゃうと「ライツ」は完全にシングル・カットのタイミングを失ったという感じ だけどやっぱりアルバムのいち収録曲として埋もらせるには残念だと思ってレコード会社は次作のアルバムからのシングル・カット曲に抱き合わせたのではないか、と いずれにしてもこの時期の彼らはノリに乗ってて非常にクオリティの高い楽曲を量産していたということがよくわかる あ、ちなみに『コーナーストーン』のLPジャケットはちょっと変則的でELPの『恐怖の頭脳改革』っぽい仕掛けとなっていた ジャケットの裏面がカットしてあり観音開きみたいになってる その中にレコードを入れる紙製の内袋があるという仕掛け その内袋もシルバーに輝いていてSFチックなのが良い このCDではどんなジャケットになってるのかな? (ボクが持ってるCDは古いタイプなので仕掛けは何も無かったよ) STYX スティックス / Cornerstone 【SHM-CD】 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020年03月27日 14時30分19秒
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