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テーマ:日本のロック・ポップス(192)
カテゴリ:おすすめアルバム
昨日までの流れからしたら今日はもうこの人しかいなかった(みんな知ってた 笑)
すかんちが解散した翌年の1996年にリリースしたソロ・アルバム まぁすかんちでも好きな事してたけどソロアルバムはそれ以上にオマージュしてて好き♪ ていうか1曲目からROLLYというアーチストを凝縮したかのような演劇舞台音楽が炸裂してて正に”ROLLYさんのソロ・アルバム”だと妙に納得する 更に続く2曲目がこれだ 【Rolly - Tale that Holds a Rainbow / 虹をつかんだお話 / niji o tsukan da ohanashi】 アメリカ進出以前の華麗なQUEENを凝縮したかのようなナンバー 「Death On Two Legs」に始まって「Tie Your Mother Down」そして完璧なクイーン風コーラスが空間を埋め尽くす、、、、逃げも隠れもしないクイーンへのオマージュである 潔い 一応このアルバムはローリーさんのソロだがバンド名として【ザ・ロックローリー】と付いている そのメンバーはすかんちの流れからキーボードに小川文明さん、そしてベース…というかマルチミュージシャンとして永井ルイさんが参加している この永井ルイさんが曲者でローリーさんのクイーン愛をより深めているというかサポートしている ⇒ 永井ルイ・マジック炸裂 ご本人編 (2005年10月31日) ⇒ 永井ルイ・マジック炸裂 タンポポ編 (2005年09月27日) もしローリーさんがこのアルバムで永井ルイさんのギター(レッド・スペシャル)を借りていたら本当にまんまクイーン・サウンドになってしまうのでわざと避けた節はあるね、たぶんだけど まぁこの冒頭の2曲だけでもこのアルバムの面白さは伝わるがその他のナンバーも素晴らしいわけ アルバム中盤を埋めるのはやっぱり70年代のグラムロック系ミュージシャンをオマージュしたナンバーが続くしそこに古き良き日の歌謡曲風なアレンジが冴え渡る 極めつけが9曲目の「私のアイドル」である これはチューリップの1974年の作品『ぼくがつくった愛のうた』に収録されているナンバーで(ボクが思うに)チューリップの楽曲としては異色のナンバー ローリーさんが自身の1stソロアルバムにこれを選曲したのは興味深い ちなみにカバー曲としての完成度は非常に高い 更にもう1曲カバーしている これがそう ↓ 【ROCKROLLY 「白い寫眞館」 (Millionaire Waltz Ver.)】 なんと中村雅俊さんをカバーしているのだ 元々の楽曲はもう少しスローなテンポで非常にセンチメンタルなナンバーに仕上がっているがローリーさんのそれは完全にクイーンの「ミリオネア・ワルツ」そのものである ベースラインもわざとそれに近づけているし3分あたりのギター・オーケストラなんてオリジナル曲には無いからな(てかあったら怖い 笑) いやぁ~本当に楽しませてくれる作品である その後もソロとしてカバーアルバムを何枚かリリースしているがその原点となるこの1stソロアルバムは良い意味でバラエティに富んでいて最高傑作と呼んでもいいのではないだろうか 【エントリーでポイント10倍!(9月26日01:59まで!)】【中古】邦楽CD ROLLY / ROLLY’S ROCKROLLY お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020年09月20日 14時57分46秒
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