2005年03月19日

MR.BIG/麗しのザンビア

(2)
カテゴリ:この曲大好き
甘美のハード・ロッカー
~Sweet Silence~
MR.BIG
1975年リリース




RUSHを初めて聴いたラジオ番組ヤングジョッキー『ハードロックBEST100』でとても気になった曲がもう1曲あった。 それがこのMR.BIGの「麗しのザンビア」
現在MR.BIGと言えばアメリカのあのハードロックバンドを思い出すだろうが、元祖はこのイギリスのバンドである。(「こっちの方が好き♪」という方が結構いるのも特徴)

この曲は中華風のメロディーで一聴してすぐに「面白いなぁ♪」と感じた(←ちょっとバカっぽいが^^;....なにせまだガキんちょでしたからね)。 昔からボクは少し変わった音楽が好きで、いわゆる“一筋縄ではいかない”ものが好みだった。 それ故プログレという道に走ってしまったのだけれども…なんか普通じゃイヤだったんだよねぇ。 それで3/11に書いたRUSHの「バンコックへの行進」みたいな曲とかに異常に惹かれたわけだけど、このMR.BIGもそのパターン。

いきなり大仰なチャイニーズ風メロディーのイントロで幕開けする。(ちなみにザンビアとは女の子の名前で、アフリカの国とは関係なし。 ま、アフリカという時点で中華風メロディーとは縁がないわけだが…) リズムが見事に裏ノリなので軽快なポップ感覚ではあるが、なにぶんメロディーが中華風なので妙に不思議な世界である。 特にベースラインは今まで聴いたことのない独特なラインで一聴の価値ありです。

それにこのバンド、なんとドラムスが二人もいるのだ! つまりメンバー構成は

DICKEN:ボーカル&ギター
PETE CROWTHER:ベース&Aギター
VINCE CHAULK:ドラムス
JOHN BURNIP:ドラムス


という布陣。 一時期のGENESISか新しいところで言えばMEAN MACHINE(!)か。 実際サウンドを聴くとドラムスが2人もいるような感じは全くなくスッキリしたものである。

それよりも彼等の最大の魅力はその卓越したメロディーセンスとDICKENのハスキーで少し心許ないボーカルである。 いかにも「イギリス的」なその世界観は音楽そのものの楽しさを十分に与えてくれるし、なによりも芸術的である。 初期のQUEEN10cc、もしくはSWEETSupertrampに見られるポップ感(少しヒネリがあったりする。)が非常に心地良い。 もちろんハードロック然とした曲もあるが、やはり彼等の魅力はバラードやポップな曲にあると思う。 それが見事に開花したのが2ndの『PHOTOGRAPHIC SMILE』であるが、これはまた明日にでも紹介したいなぁ…なんて。


とにかくこのバンドこそロック史に埋もれてしまった悲しいバンドの代表格であるのは誰もが認めるだろう。 Bad Fingerとはまた違った意味で悲哀なバンドである。 本当にもったいない才能だ…






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最終更新日  2005年03月20日 01時47分19秒
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