21世紀のDJ Style part 2
DJを始めるに当たって一番最初の重要な要素は「どのように音源を管理するか?」です。現在の自分が既に多くのアナログを保有していればターンテーブルがいいでしょうし。CDを多く持っていればCDJのようなDJが出来るプレイヤー。PCに取り込んだデータが多ければPCDJスタイルになります。第2には今後は音源も含めてどんなプレイスタイルを目指していきたいのか?という複合的な要素でまた選択肢も細分化されます。最終的には予算、そして機材を置くスペースや環境というところになるでしょう。環境を先に考えてしまうと選択肢を狭めてしまうのでまずは「自分がやりたいスタイル」という展望から入りましょう。あとは消去法になっていきますから。DJプレイのスタイルで普遍的なものと言えばやはりターンテーブルでのPLAYです。既にアナログを持っていて今後もアナログを買い続けたい人はやはりターンテーブルの購入になりますね。よく「アナログは無くなる?」と聞かれることも多いのですが、まだなくなりませんね。確かにダウンロードの発展で需要が減ったと思います。現に渋谷に70軒??近くあったレコード店も今では大分少なくなってしまいました。でも懐かしい音源を捜そうとすると中々CDにもなかったりしますし、実は中古の在庫市場は最近アナログを処分している人も多いので、集めるなら「今!」かもしれませんね。回すジャンルにもよりますが、HIPHOPやR&B、HOUSEなどクラブシーンのサウンドは新譜などもまだまだアナログで出ています。ターンテーブルも個人的には使いやすさと耐久性の面でTechnicsを一番おススメします。これまで多分10台以上その時代のヴァージョンを購入していますが、今から23年前のMK2も今だ元気に動いています。もちろん機能面では最新Versionの方が充実していますが、HOUSEやTechno、TranceなどのジャンルでTempoの可変幅が多く必要でなければ在庫次第でMK4辺りが価格的にもお値打ちだと思います。【ターンテーブル】Technics SL-1200MK6やはりベストはこれでしょう!長年培ってきた安定性と使いやすさ重みなど申し分ないです。 PDX-2000MKIIアームがストレートなところからHIOHOP系のハードなスクラッチプレイを好む人には針飛びを軽減させたモデルです。ほんとに飛びません。逆再生ボタンなどのユニークな機能も付いてます。テクにクスよるはお安いんですけど在庫がもうほとんどない??欲しい方はお早めにです。Numark TTX with USB通常のDJ PLAYの他にもUSB端子をパソコンに接続すればアナログ盤から曲をデータ化出来ます。付属のソフトを使えば初心者の方でも簡単です。縦置き用の再生ボタンが別途あったりピッチレンジも+/- 8,10,20,50%と幅広くユニークなモデルです。PCDJでアナログをデータ化したい人には最適とも言えます。やはり需要が減っているので以前よりモデル数も減ってきました。ただどのメーカーも特色を出しているのでこの中から合ったものを選ぶ点ではそんなに迷いませんね。次回はミキサー編をお届けします~