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「大連の春」
今日の新聞によると大連の気温9~17℃、湿度30%~55%と予報。
一昨日から「清明節」でほとんどの企業はお休み。 人はお墓参りなどで帰省する。 この期間、高速道路は無料となる。
大連市内から2時間ぐらい車を走らせると辺りは春を告げる野草や花で賑やか。 環境汚染も北京や上海よりはずっとマシではあるにしても、 大連にも10年前のような空気が消え去り汚染化されてきている。
日本の高度経済成長期の状況とまったく似ている。 次に何が起こりどの様な物事を必要とするのか等はほぼ見当がつく。 ここにビジネスチャンスが見える。
今週も新たなビジネスにチャレンジする中国人経営者と 日本人関係者など6人が拙宅に集まる。 チャンスを掴むには行動即実践しかない。
来週にはやはり日本からIT関係会社、人材派遣会社、精密機械部品加工等々の 会社経営者が来連する。
大連にはまだまだチャンスの渦は大きく巻いている。
そう言えば今日の夕方は、日本居酒屋のコンサルを兼ねての飲み会がある。 コンセプトをしっかりと持っている店にはやはりお客は多い。
日本での消費税UPに対しての試行錯誤と同様に、 経営者が自店の管理をますます強固にしなければ繁盛はない。
常に現状に甘んじてはならないことを中国人経営者は知るべきだ。 ここのところがちょっとずれるのが習慣の違いなのかもしれないが。 それにしても儲ける事はうまいんだけどね。
昨日はいきなり電話で相談されたことがある。 「日本産なまこ」をキャリーバッグで大連に運んでくれる人を知らないかと。 この人は僕の知人の友人だそうだ。 市内になまこ専門の店を経営しているという。
電話を切ってから大手商社に勤める友人にこの件について聞いてみたところ、 日本産は大震災後放射能を心配する中国人が多く売れていないと。
そこで先程の電話主にこの事を話すと、大連では売れているという。 現場の人間の言う事だから間違いないのだろう。
キャリーバッグで運ぶビジネスパーソンを早速探してあげよう。 それにしてもいるのかなぁ。
もうすこし経つと大連にも櫻の花が咲く。 日本式花見はできないけれど旅順に咲く桜は日本から贈られたもの。 中国人はそれを観賞する。 ピクニック気分が味わえてとても楽しい。
4月下旬から5月中旬ごろが見ごろ。 旅順に咲く日本産の桜の花を是非観賞してみてください。
1961年(昭和36年)に小林旭が歌ってヒットした「北帰行」は 旧制旅順高等学校の寮歌。 作詞・作曲とも一回生だった宇田博。 旅順には日本人にとって想い出深い事物が多い。
そうそうイチゴやサクランボ農園もたくさん。
中国大連の現状を見るのにもちょうどいい季節ですよ。
発行者:高瀬兼篤 Email:ikuodaichi2006★yahoo.co.jp ★は@に変更してください。
最終更新日
2014年04月08日 12時35分27秒
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