BKB460のゴルフブログ

三菱ケミカルのTENSEI CK PRO ORANGEを試してみましたが、期待していたほどのパフォーマンスを得ることができず、少し残念な印象です。まず、カウンターバランス設計による重量感は、スイングスピードが速いゴルファーには合うかもしれませんが、私のように中程度のスイングスピードのプレーヤーには少し扱いづらいと感じました。ヘッドが軽く感じる分、シャフト自体の存在感が強くなり、スムーズなスイングが難しく、リズムを崩すことが多かったです。

また、硬さを強く感じるシャフトのため、インパクト時のフィーリングが少し鈍い印象を受けました。特にドライバーショットでは、弾道が低くなりすぎる傾向があり、飛距離が伸びないことが頻繁にありました。低スピン設計というメリットが、逆にボールが上がらずにキャリー不足を招く結果となり、飛距離面での不満が残りました。

さらに、TENSEI CK PRO ORANGEの剛性が強すぎるため、しなりを感じにくく、ミスヒットに対して寛容さがあまり感じられませんでした。技術のある上級者には有効かもしれませんが、中級者やスイングスピードがそこまで速くないプレーヤーにとっては、パフォーマンスを引き出しづらいと感じます。この価格帯であれば、もっと扱いやすく、飛距離と方向性のバランスが良いシャフトもあるため、他の選択肢を検討する価値があると感じました。


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