2008/06/30(月)01:07
通知表の評価と、それに伴うやる気
私がバカなガキだった頃と、現在の学童たちとでは、学校の中身も色々と違っているのは聞いていましたが、それに伴って先生方の苦労どころも変わってきているようで…。:
Excite|この時期、先生たちの頭を悩ませるもの
時候の話題と言えるでしょうか。相対評価でなく絶対評価となった通知表での評価についての先生方の苦悩についてのお話です。「絶対評価に変わったことで、成績処理がものすごく大変になりました」というのは、都内の中学校の教諭。
「これまでは上位○%が5で、△%が4で……と決まっていたので、処理が楽だったけど、絶対評価の場合は全員5でも良いわけですから」
そのどこが大変なのかと言うと……。
「通知表の評価は入試にも使うものなので、当然、単純にみんな5というわけにはいきませんよね? でも、『絶対評価』が導入されたことによって、『なんでですか?』『どこが足りないんですか?』『自分は頑張ったのに』など、本人や保護者からいちいち問い合わせがくるんです。教師には成績の『説明責任』がありますから、これにすべて対応していかないといけないんですよ」
また、別の中学校教諭も言う。
「絶対評価は達成度に対してのものだけに、『全員5でも良い』と保護者も思っているので、5じゃないというだけで文句がきます。自分の子どもが努力しているかどうかは棚に上げて、説明を求めてくるんですよ」正直、≪これまでは上位○%が5で、△%が4で……と決まっていたので、処理が楽だった≫というのは、なぜそれで楽なのかよく判らないのですが、取り敢えず「自分の子供の実態を棚に上げて文句を言ってくるバカ親」がいるというのは判りました。
ま、それはともかく。
通知表の、いわゆるN段階評価というのは明確で単純なもので、児童本人にも簡単に判るものです。そしてこの評価に、結構簡単に影響されてしまうものではないでしょうか。
私の場合ですが、小学校2年までは通知表は万年2だった体育以外は全部5か4、後1~2コの3でした。勉強はできるデブだったわけです。
体育でいくら頑張っても、それは全て無視され2に固定されていた私は、何が切っ掛けだったか今となっては判りませんが、ある時から急に体育が野球の時にはわりかし堂々と参加しなくなったんです。それでまた誰も文句を言わないもんですから、ますますやる気なくしちゃって…。
そして他の教科でも、小学3年の時に近隣の学校と統合された後、新しく建てられた校舎での1学期の通知表を見て愕然としました。
5がひとつもなかったんです。こんな屈辱は初めてでした。
この悲しい評価を受けて、2学期は結構頑張ったんですが、通知表の数字はむしろ悪化する羽目に。
後に、このときの担任が異常に依怙贔屓するダメな大人だというのを知りちょっと救われましたが、それまではだいぶ落ち込んで、それで体育以外の勉強もすっかりやる気を失くしてしまいました。
思えば私の転落人生、全てはあそこから始まったんだな…(苦笑)。
教師の皆様方におかれましては、私のような事例を繰り返さないためにも、ぜひじっくりと評価をつけて欲しいと思います。
いや、別に「全員5にしろ」って言ってる訳じゃないですよ。ただ、頑張ったということを正しく汲み取ってあげてほしいと思います。
大変かも知れませんが、それこそが教師のお仕事だと思うので、頑張ってください。
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