ハゴロモ/よしもとばなな
読むと自分のペース、リズムが自然と戻ってきそうな感じがする。
川の所為でもあるのか解からないけど。。。
今、私に聞こえるのはゴォーと言ってるクーラーの音だけ、
こういう音でも心に作用してるのかと思うとちょっと怖いし虚しい。
現在自分のいる環境から考えられる将来の可能性はいくつあるかな。
1つでもあるというのは、もの凄く贅沢なことかもしれないと思った。
「人の、意図しない優しさは、さりげない言葉の数々は、
羽衣なのだと私は思った。
いつのまにかふわっと包まれ、
今まで自分をしばっていた重く苦しい重力から不意に解き放たれ、魂が宙に気持ちよく浮いている」
まさに本のタイトルの通り、さらっと読むことができ、
ふわっと温かく包んでくれるような話だった。
読みながら途中でサッポロ一番を食べた。
また直ぐにつられてしまう自分だけど、そういうのも楽しいなと思って。
今度は夜中に散歩でもしてみようかとさえ思えた。
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Last updated
2005.07.16 02:56:02
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