ジュリー&ジュリア
「ジュリー&ジュリア」
2つの実話を丁寧に描いていて、ジュリーが思うジュリア・チャイルドの想像の姿なのかもしれないけれど、人物像がとても魅力的でした。
この間観たサンドラ・ブロックも良かったけど、これでアカデミー賞にノミネートされたメリル・ストリープもさすがですね。大柄でチャーミングなジュリアが本当に可愛らしかった。この人のように困難なことにも向かっていけたらいいなぁと思えた。
スタンリー・トゥッチとの夫婦役は、プラダを着た悪魔を何回も見ているせいで、最初は違和感がありまくりで困ったけど、素敵な夫婦愛で理想だなぁと最後には思えた。
この映画はとにかくおいしそうな料理に溢れていて観ていて満たされた気分になったよ。
そういえば、ジュリーのブログのことを聞かされたジュリアが不快に感じている点だけ、スッキリしなかったなぁ。感動的なものをつい求めがちになってしまうけど、これがリアルなんだなぁという。これは、気になって調べたんだけど、やっぱりブログの言葉遣いとかが誤解を受けたりする原因の一つだったみたい・・・他もあるけど、90歳のジュリアにはやっぱりジェネレーションギャップでというのが一番大きいのかなぁと思った。
そうそうカーター(ER)のおばあちゃん、シャーロットの義母(SATC)、ブレンダ(THE CLOSER)のママ役の女優さんが登場していた。