高嶺（高値？）の一粒

2006年01月31日

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カテゴリ：家事のこと

　年末年始と異様に高かった葉物野菜も最近は落ち着いてきて、
心置きなくキャベツやほうれん草が買えるようになりましたが、
未だに高くて気軽に買えないもの・・それはイチゴ。

　去年のクリスマスあたりから「イチゴが高くてケーキ屋さんが苦労
している」と、何とはなしに風の噂程度に聞いてはいましたが
ケーキ屋さんの企業努力のおかげで例年通りの値段でケーキが買えた
私は、高いという実感が今ひとつ沸きませんでした。

　がしかし。お正月がすぎてパック入りのイチゴが店頭に並びだしたのを
見て、嫌でも「今年のイチゴが高い」を実感したのです・・。
ちなみに私の中でのイチゴ１パックの相場は１９８～２９８円。
ところがお正月明けくらいの相場はたしか６８０円くらいだったと
記憶しております。今でもたいてい４８０円。少しお手ごろなイチゴでも
３８０円・・。

　子供とスーパーへ行き、「あー！いちごだぁ！」と、無邪気に
「１パック６８０円」のイチゴをかごに入れようとする次男の手から
何度パックをひったくって元の場所に戻したでしょう・・。
その度に納得いかずに「ねー、何でイチゴ買ってくれんが？
ねーねー食べたいよーイチゴ！」と店内に響き渡るような声で
イチゴをせがむ次男に「・・イチゴ、高いから買えないの・・！
あんま、大きい声出さんで・・！」とひそひそ声ながらも語気を強める
私・・。みんな貧乏が、貧乏が悪いのよ！！
　先日そんな私の目に「イチゴ１パック２９８円」の文字が飛び込んで
きました。すぐさまそのスーパーに飛んだのはいうまでもありません。
案の定イチゴ売り場は人が集まっておりました。パックをひっくり返して
十分に品定めをする人達の目つきが真剣だと思ったのは私だけでは
ないはず。もちろん私とて吟味にぬかりはありません。

　そんなこんなで入手したニッキュッパ！のいちご。ちょっとすっぱくて
固かったけど、その分コンデンスミルクをたっぷりとかけ、イチゴを
満喫いたしました。果たして次回のイチゴはいつのことか・・。