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今年の富山県の冬、信じられないくらい晴れている。
何が嬉しいって、今着ている自分のトレーナーから「お日様のかほり」 がするのが、なんとも言えず嬉しい。 通常の冬は、外に干しても洗濯物は乾かず、それどころか洗濯物が 凍る恐れもあるので、ずっと部屋干し状態。だからこの時期、着ている物から 「お日様のかほり」を感じることなんてまず無かったのです。 太平洋側の方々は、毎年こんな冬を味わっておられるのか・・。 なんとうらやましいことよ。いっそ、私も太平洋側に引っ越したい・・(゜゜;)エエッ こんな毎日を過ごしていると、ある知人のお方のエピソードを思い出す。 とある知人のご夫婦、奥様は関東のお方。関東といえば、言わずもがな 冬は晴れた日の多い気候の地域。 そんな所から、冬は雪か、雨か、曇りかの、とにかく「冬は毎日殆ど グレーの空」の、富山県にお嫁にこられたわけです。 奥様は、初めての冬、なんだか精神的に参ってしまったそう・・。 ある日、旦那様が夜遅く帰宅すると、家に明かりが付いておらず、 玄関前には雪がうずたかく積もって、入れない状態。 「あれ、女房は留守なのかな?」と思いつつ、やっとの思いで 旦那様が家に入ると、奥様は暗い家の中で一人しくしく泣いておられたのだそう。 「こんな毎日雪が降って、空は毎日どんよりしている所、 私には合わない。おうちに帰りたい」と、泣いておられたのだそう・・。 そんな奥様も、今じゃすっかり富山の冬に慣れ、旦那様の帰りが遅い時は いつも完璧に玄関前の雪かきを完了されるまでに成長(?)なさったそうです。 このお話を初めて聞いたときは「ふーん」くらいに思っていたのですが 今年、あまりにもお天気のよい冬に「味をしめた私」は、今頃になって その奥様のお気持ちが分かったような気がしました。 もうグレーな冬には、戻れないかも、私・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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