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瀬戸キリスト教会牧師 西風の会代表 堀 俊明  精神障害2級 (躁鬱病,アルコール依存症)

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2008/10/08
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カテゴリ:教育
 ノーベル物理学賞を京都大学名誉教授の益川博士、高エネルギー加速器研究機構名誉教授の小林博士と米国籍でシカゴ大学名誉教授の南部博士が受賞しました。小林・益川理論、南部博士の対称性の破れは統一理論への基礎理論です。
 南部博士は40年前、60年代の業績ですし、益川、小林両博士の業績は30年前、70年代の業績です。益川、小林両博士が研究を開始したのは1972年5月だそうですから、京大は全共闘運動がまだ治まっていない時代でした。 全学が全共闘運動の波に晒され、実験ができる雰囲気ではありませんでした。しかも小林博士は理学部の教職員組合の書記長でしたから、落ち着いて研究出来る環境ではありませんでしたが、クォーク6種類以上だと予測したのです。
 小林益川理論の予測が2002年に日本で実証されましたから、ノーベル賞は時間の問題でした。南部博士の対称性の破れは斬新すぎて学界で認められるのに時間がかかったようですが、生きている間に受賞が出来て幸いでした。
 今回の受賞は日本の理論物理の水準の高さを証明しました。湯川、朝永両博士も戦後の物のない時代の業績でしたが、益川、小林両博士も大学の研究機能が喪失していた時代の業績です。頭脳と紙と鉛筆のみで成し遂げた業績です。
 最近の研究は大規模なプロジェクトを組んだものが多い傾向が見られますが、頭脳のみで勝負する世界に生きる学者の業績に光が当てられたのは幸いです。アインシュタインも研究に必要なのは紙と鉛筆だけだと言ったそうです。
 日本人は元来数字に強い民族です。関孝和はニュートンよりも先に微積分を発見したそうですし、かつては数学オリンピックでもダントツの成績を上げていましたが、ゆとり教育により日本人の理数能力は二流国レベルになりました。
 理数系に進学を希望する学生が激減しているようですが、その原因はゆとり教育にあるように思われます。子供の時から論理的な思考をさせるためには真理を探究する教育が必要ですから、知識に上限を設ける教育は有害です。
 団塊の世代の受験競争は受験地獄と言われたぐらい過酷でしたから、受験教育に責任を転嫁する議論は間違っています。むしろ知識の欠如が問題なのです。共通一次レベルは常識でしたから、本当の知識、知性が求められたのです。
 ゆとり教育では公式、定理を自分の力で証明するような教育がなされてこなかったから、公式、定理の意味が教えられませんでした。団塊の世代は公式、定理を忘れたら、答案用紙の裏で証明するような芸当もできたからです。
 受験技術偏重の教育の欠点は応用が利かないところにあります。原理、原則から考える習慣ができていないからです。複雑な現象の背後にある規則性を見出すのが科学です。見出された真理とは非常にシンプルできれいなものです。
 アインシュタインが発見したのは質量、重さがエネルギーに転換されることです。原子核の分裂、融合が膨大なエネルギーを放出することを予測しましたから、原子爆弾、水素爆弾が製造されましたが、原発も稼働しています。






最終更新日  2008/10/08 09:03:41 PM
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