人工肛門にもめげず、 大腸がんにもめげず!!! 人工肛門生活模様

2006/04/17(月)22:27

人工肛門。介護 青タン。

認知症(5)

車中泊して温泉につかっていい気持ちで帰った。 昨夜リビングのテーブルでコーヒーを飲んだり ノートでブログを書いていた。 楽楽の前には父と母が座っている。 母はテレビを見ているが、父は今では食べ物にしか 興味がなくなっている。 我々が食べるものをじーっと見ている目線を 常に感じる。 視線を感じ、ノート越しに父をみた。なんと 右目の周りが大きく晴れて内出血しているようだ。 いわゆる青タン状態。 ビックリしてワイフに何かあったのか尋ねた。 事の真相はこうだ。 昼間、母が ほとんど歩けない父に、 散歩しないと寝たきりになると言って表に連れ出した。 ワイフが家の前だけよと言ったのだが、 そのまま500メートル先くらいまで 歩かせたようだ。それも緩やかなのぼり坂を。 そこで足がもつれて転倒、顔面強打となったらしい。 たまたま楽楽の中学の同級生のお店の前だったらしく 家まで老親を車で連れてきてくれたようだ。 それにしても母の認知症?がどんどん進んでいる。 すべて忘れてしまうようだ。 父が歳が離れていて体力も落ちていることや 嚥下障害(飲み込み障害)だということや トイレでの行動が難しくなってきていることなどなど。 散歩が無理と言うことは誰が見てもわかるし、 動作が遅いのも当たり前のこと。 母はそれが判らない(忘れてしまう)から怒鳴りっぱなし。 家族がその怒鳴り声を聞いていらいらしてくる。 父も怒鳴られながらよく耐えている。 たまに壁をたたいたりおぜんをたたいたりする。 虫も殺せないような父が・・・・。 よほどカーッとなっているのだろう。 これでは父もストレスになる。しゃべらなくなる。 毎日繰り返す同じフレーズ。 何とかしたいけど、良い対応が出来ない。 今も父がトイレで怒鳴られている。早くしろと。 同じ言葉と抑揚で。一言も違わない同じことを。 聞いていてこちらが切れそうになるが 赤ん坊と思って気を静める毎日だ。 母も介護認定がおりたようである。 きっと母のストレスもすごい状態なのだろう。 疲れているのかもしれない。 早く二人を通所介護させ、お互いのストレスを 軽減させたいものだ。 しかし日に日に目が離せなくなる毎日である。 何か良い方法でもあればよいのだが? 人工肛門は今日も静かだった。

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