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ある内科医の独り言

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2005.09.22
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暑さ寒さも彼岸まで、というがこの時期は体調を壊しやすくなる人が多い。特に感冒様症状が多いのだが、下手をすると入院してしばらく様子を見なくてはならない人もあり、気が抜けない。

というわけで、今担当している入院患者さんは以前に比べかなり多くなった。農繁期も一段落し、気のゆるみもあるのか新たに病気になったり、慢性疾患の患者さんも「じゃぁボチボチ入院しようかのぉ」なんて感じだ。

まぁ、割合からすれば急性期疾患が多いので最初をうまく乗り切れば比較的早期に退院してくれるのだが、退院したと思ったらすぐに次の人が入院してきたりでなかなか心休まるときもない。

急性期疾患の人はどうしても「一見さん」が多いわけで、名前と顔が一致しない人も多い。電話なんかで「○○さんが39度くらいの熱が出てるんですが……」といわれてもそんな人いたっけ?みたいな調子である。患者さんには申し訳ないなぁと思いつつとりあえずその場をやり過ごす。

他のドクターはどうだか知らないが、やはりこうした急性期における名前が覚えられない時期は病名を併記してもらえるとありがたい。たとえばさっきの電話なら「急性喉頭蓋炎で入院された○○さんですが……」なんかだともう少しその人の状況がつかみやすくなる。

最初の頃はどうしても「人」を診るより「病気」を診ているのでこうした方がわかりやすいのだ。

時間がたって慢性化してきたりすると患者さんの人柄なんかもつかめてくるし、病気もおおむね安定してくるので病気よりも人を診ている感じなんだけれども、最初の頃は人柄をつかむまで至らない、というのが実情だ。

そりゃ初診で来院した40度近い発熱でウンウン唸っている人がどういった人柄なのかは分かるはずもないんだけれども……。

とにもかくにも急性期疾患というのは慢性疾患とは違う側面を持ったものであることには違いない。

そのギャップをどうやって埋めていけるのか、こればっかりは数をこなすしかないのかなぁ、と思いつつ今日も仕事に励んでみる。





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最終更新日  2005.09.22 09:47:56
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