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ある内科医の独り言

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2005.11.21
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病院というのは場所や建物そのもののハード面と、そこに働くスタッフたちソフト面の二面を総称して指すことが多い。

「あそこの病院は云々……」という噂話はこの総称された病院を指しているものと考えられる。

ハード面から見た病院は一種の器でしかない。そしてソフト面から見たスタッフたちが「具」のようなものだ。

いくらうまい刺身でも盛りつけや器が悪ければその価値は下がってしまう。逆に、たとえ人間国宝が作った立派な器に盛られていたとしても、新鮮でない刺身などおいしいと思えるはずもない。

こうして器と中身が一致してこそ初めておいしい刺身になるわけだが、バランスがとれている病院やとれていない病院などその種類は様々だ。

まぁ、器に当たるハード面はなかなか変えがたいということもあるが、具材にあたるソフト面は入れ替わり立ち替わりしているのは既知の通りだ。

スタッフの「おいしさ」というのはそれこそ十人十色であり、一定の評価も難しいのだが、新しい具材を入れてみようかというときには特技や実績・資格・風評などで判断するしかない。刺身でいえば魚の種類や産地などがそれにあたるだろう。

病院としては一定のおいしさを保つために様々な努力をする。新しい機械を導入したり、病院を塗り替えたり立て替えたり。そして、雇用するスタッフにもそれに見合ったレベルを要求している。雇う側の判断も今以上にレベルを下げず、より高次なことができるスタッフを探すに決まっている。

そして運良く新規採用となったスタッフはまずそのレベルをおおざっぱに把握しなければいけない。前任者ができていたことができなければそれだけで落伍者のレッテルを貼られる可能性が高い。

逆に、前任者がなしえなかったことを容易に実行できるならばそれは賞賛され株も上がる。

誰だっていい目にあいたい。そのためには努力して高次のレベルをこなすようになるか、逆に自分よりも低いレベルを探すしかない。

着任したばかりの後任者というのはそうしたレベルをできるだけ素早く認知し、自分の生きていく場所を探す行為に終始する。そうすることで一定のレベルを継承し、自分の存在を認めてもらえるようになるからだ。

そのためには自分のレベルも把握しなければいけない。日頃何気なく行っている自分の仕事も、客観的に見れば一体どの程度のレベルなのかを把握するのは難しい。第三者的視点というのはそうそう簡単に習得できるものではないが、自分に要求される仕事のうち何ができて何ができないのかをまず箇条書きにしてみるのがいいだろう。

そうした内容を読み返すうちに自分の長所短所を把握できるようになり、今後どういった方向性を持って仕事をすればいいかが見えてくるはずだ。

僕自身、未だに何も把握できていないのだが、人に誇れる「これこそは」という一芸を身につけるべく精進せねばならないと反省する毎日だ。






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最終更新日  2005.11.21 08:37:27
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