いぬの生活

2007/02/22(木)11:42

ここのところのこと

そだつそだつ(5)

ずいぶんご無沙汰になってしまったブログの更新。。。 (ご心配いただいていた方々、アリガトウゴザイマシタ!) 実は先月末急に入院することになり、退院後(現在)も安静生活を続けていたりする。 とりあえず記録も兼ねて入院~退院までの経過を。  1月23日(火) 21W1d  ・5回目の妊婦検診。   1号・2号共に元気で成長している(1号:478g、2号:387g)。   内診の結果、頚管の長さはさほど変わっていなかったのだが、頸部が“やわらかい”との   ことで“週数がまだ浅いうちに縫縮した方が良いだろう”と診断される。      しかも、“明日入院”&“明後日手術”って...。ココロの準備も何もあったもんじゃない。   だが、“このままだとたぶん1ヶ月後から出産までそのまま入院ということにもなり兼ねない”と   言われ、手術を決心する。   入院予定は1週間~2週間...長いよー。  1月24日(水) 21W2d  ・入院初日。10:00AM、手続きを済ませ入院。   はじめての入院に緊張しまくり。   パジャマに着替え、慣れない空気の中での生活に不安を抱く(しかも明日手術...)が、   1号&2号の心音を聞かせてもらってちょっとウレシクナル。      …が、その後、張り止めの強烈な点滴で心臓バクバク、意識モウロウ。   長い入院生活に備えて、本やスケッチブック・色鉛筆など準備していたのだが、   どうやらそれどころではなさそうだ。   しかし、ぐったりとなっているワタシをよそに、お腹の中のひとたちはやたら元気に動いている。   なんだか元気付けられているような気がする。独りじゃないんだと実感。  1月25日(木) 21W3d  ・入院2日目。手術当日。   朝食後、絶食。   緊張で時間の経つのがやたらと早い。   午後、Dr.の説明があるため、ダンナと母が来てくれる。   14:00PM、Dr.から症状や手術の内容等説明。   今回の病名は“子宮頚管無力症”と“切迫流産”(どちらもイヤーな感じの病名...。)。   原因はやはり“双子”だからということらしい。   現在、子宮頚管縫縮術を行うには週数的にギリギリで、しかも双子なので、   術後はさらに張りが強くなる可能性もある。。。と言われビビる。   15:00PM、手術室へ。   ちっちゃな手術台の上に寝かされるとすぐに紫の服を着たひとたち(助手?)が   一斉にワタシに群り、心電図を付けたり毛布をかけたり服を脱がせたりしはじめる。   いろんな方向から“…しますね”とか“…ないですか?”とか“…はどうですか”とか   話しかけられ、どこに答えて良いのかワカラナイ...。   そのうち、体を横にされ、体を丸めた状態にされて腰椎麻酔。   麻酔の前の消毒がヒヤッとしてくすぐったかったので、腰が動いてしまったが   その後、針を刺されてからはすぐに麻酔が効いてきたのか、   腰の辺りから体がぽかぽか暖かくなってきた。こんなに早く効くとは、恐るべし、麻酔。      体制を仰向けに戻され、感覚のうすれてきた下半身の方では何やらいろいろと   準備が行われているようだが、さっぱりわからないし、ワタシのすぐ横では紫の服のひとが   ワタシの体に氷をあて、冷たいかどうか確認したり血圧計を付けたりしている。   準備が進んでいくにつれ、後頭部の下辺りが苦しくなり、気分が悪くなってくる。   どうやら、麻酔が効いているせいらしい。   気持ち悪いのと、意識がモウロウとしているのと、恐怖との混沌の中を彷徨っているうちに   “今からはじめます”との声が聞こえた。   そんな合図はいらない...知らないうちに始めて欲しい...と思いつつ、   たまに膨れる血圧計へと意識を向けてみたり、手術中に流してくれるてんでばらばらな選曲の   音楽に耳を傾けつつ『リクエスト聞かれたときにちゃんと本気で答えておけば良かった...』と後悔   してみたり(手術前“流して欲しい音楽は?”との問いに“なんでもいいです”と答えた...。)。   そんなこんなで、長いか短いのかよくわからない時間が過ぎ、手術は終了。   帰りはベッドのまま病室まで運ばれ、部屋を見回すと、ダンナと母、そして父も来ていた。   下半身には当然感覚がなく、知らないうちに尿管も通されていた。   ダンナの話によると、手術室に入ってから40分ほどで出てきたということだったので、   どうやら予定通りの時間で終わったようだ。   しばらくすると、Dr.から手術が思っていたよりうまくいったとの報告があった。少し安心。   麻酔の影響で発熱。足の感覚は次第に戻ってくるが、体を動かせないので腰が痛む。  1月26日(金) 21W4d  ・入院3日目。   朝食後、尿管を取ってもらい、体も拭いてもらう。   開放感(点滴は付いてるが...)と昨夜の睡眠不足から、爆睡。      午後、検診。   出血もなく、経過は順調。うまくいけば来週には退院できるとのこと。  1月28日(日) 21W6d  ・入院5日目。   午前、診察。   傷口もキレイに治り、頚管の長さも長くなって頸部もしっかりしてきた。安心。   本日より張り止めの点滴の量を減らし、様子をみてその後張り止めの薬に変更、   経過が良好ならば水曜の夕方頃には退院できるとのこと。   (ただし、家に帰ってからも要安静だが...。)  1月30日(火) 22W1d  ・入院7日目。   昨日点滴が取れたのだが、やはり飲み薬に変えるとお腹の張りの頻度が増すため、   看護婦さんが薬の量を増やして良いかどうか確認してくれる。      午後、看護婦さんに付き添われ、外来棟まで歩いて受診。   久しぶりの下界の空気は気持ちいいが、若干ふらつく自分に驚く。   しかも少しの距離を歩いただけでお腹が張り、しんどくなってしまった。   こりゃぁ、退院後も寝たきりだなぁ。   傷口の経過は良好だが、点滴を外したせいか頚管の長さは少し短め、   張り止めの薬を追加で処方してもらう。   おなかのなかのひとたちともエコーで対面。ずいぶん元気な様子だ。   ここ最近えらく下の方の動きが激しいと思っていたら、下にいる1号が逆子になっている。   この時期は体勢がコロコロ変わるらしいので心配はないのだが、   膀胱の辺りを蹴られるので、非常にキモチワルイ...。   4Dで顔もかなり確認できるようになってきた。   1号はサービス精神旺盛でしっかり顔を見せてくれたが、2号の方は恥ずかしがっているのか   ずっと後ろを向いているのではっきり顔がわからなかった。   (1号:551g、2号:476g)  1月31日(水) 22W2d  ・入院8日目。退院の日。   朝、Dr.が来て、本日退院しても良いですよと言ってくれる。   ダンナ仕事のため、午後、父と母が迎えに来てくれる。実家近くの病院にしておいてヨカッタ。   実家に帰り、夜ダンナが迎えに来るまで横になる。   晩ご飯を食べ、夜帰宅。   久しぶりの我が家。   ダンナが休みの日に寝室を二階から一階に移動しておいてくれていたので、   階段を利用しなくてすむ。お腹が張りやすいワタシにはとっても快適。ダンナよ感謝!  2月13日(火) 24W1d  ・妊婦検診6回目。   退院後、初の外出だったので病院の駐車場から外来棟まで歩くだけでお腹が張る。   頚管の長さは測られなかったが、内診の結果、頸部はしっかりしているとのこと。   しっかり安静にしていたのがよかったようで、経過の方は良好。   1号の逆子も直っており、二人ともずいぶん成長している。(1号:743g、2号:688g)   胎動もますます激しくなってきてるし、安心、安心。 しかしながら、すっかり安心もしてられない双子妊娠生活。 あと3ヶ月ほどばかりは、がんばっておとなしくしていた方が良いようなので、オイシイものを作ったり、食べに行ったり...という生活はしばらくおあずけになりますが、その間もどうぞあたたかく見守ってやっていただけるとアリガタイデス。

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