☆猫の南風だより☆

奇跡的に、２日間も
おはるちゃんを実家に預ける時間が取れたので、
久々に一人旅です。（もちろん日帰りです！）


東京散歩、行ってまいりました！

年の瀬、どこへ行っても混んでるんだろうなぁと思ったけれど、
私が出歩いたのは平日の午後。
そんなに混んでなかったです。

１１時くらいに出発して、

ちょうど１２時に新宿アルタ前に居たので、
「いいとも」のオープニングのカメラに写ってやろうかな・・・と一瞬思いましたが、やめておきました（笑）

東京に出るのは、短大時代以来、○年ぶり・・・。
（いや、別に隠さなくたっていいんですがね・・・）


１１月２２日。

新宿センタービルのペンタックスフォーラムで開催されている

Coccoちゃんの写真展に、行ってきました。

今年の８月１５日、Coccoちゃんが刊行した一冊の本、
『想い事。』に収録されている写真。

その本に綴られている１２の詩とともに、
心に迫り来る、沖縄の風景。

海はただ、青いものと思っていた。
砂浜はいつだって、白いものと思っていた。
奇麗でまぶしくて息もつけないほどの、
輝いた楽園。
そう思っている人が多いと思う。
私もその1人だった。

でも、違う。

彼女の見る沖縄、
彼女がいま息をして、その足で踏みしめて歩いている沖縄は、

もっと、もっと強くて。

たくさんの、歴史の爪あとや、残骸があって。


私は、沖縄のやさしさに、甘えていたな、と思った。

実は、写真展を観て、愕然とした。

何もわかっちゃいなかった。
沖縄が好きだなんて、もう恥ずかしくて人に言えない・・・。
そんなふうに思った。

きっと彼女にしか撮ることができないであろう、
瑞々しい写真がたくさん、壁に貼られていたけれど、

何か心の叫びみたいなものも感じた。

それは、彼女の叫びなのか、
沖縄の叫びなのか、
それはわからなかったけれど、

どんな想いでファインダーをのぞいて、
一枚一枚の写真を撮ったのだろう？

そう考えるとゾクゾクした。

まるで、彼女の息遣いまで聴こえてきそうな。


そして、間違いなくあの場所には、愛が溢れていた。
そんな写真展の会場だった。

振り向いたら、Coccoちゃんが立ってるんじゃないかな？

そう思って振り返ったほど。

あの場所で、彼女を近くに感じました。


想い事。


そしてこの翌日の２３日。

私の会社員時代の仲間の、結婚式。

だけど私はその結婚式の前に、
もう一度、写真展の会場の足を運んだ。

まるで吸い寄せられるように。
本当に何も迷うことなく、もう一度会場へ。

会いたかった人に会いに行くような気持ちって、
こんな感じだよなぁと思いつつ。

もう、ただそこに居たかった。
そんな理由だけど。
もう一度私は、隅から隅まで写真を見てきた。

癒されるのとは違う。
でもなんだか安心してしまって。
温かい海の水面に浮かんでいるような気持ちで、
後ろ髪引かれながら会場をあとにした。

あんな気持ちになるのは、なんでだろ。
Coccoちゃんの個人展に行くと、いっつもこうだ。

形のないものをいっぱい受け取って、
それを誰にも見せたくないような、
大事にずっとしまっておきたいような、
そんな気持ちになる。

本当にありがとうと伝えたい。
ただそれだけでした。



写真展メインでしたが、
いくつか途中下車をして、見てきた街。

北千住・・・私が短大時代によく中継地点にしていた場所。ソニプラはかなり通った。

目白・・・・この街にある、隠れ家的なカフェと、外国の絵本を集めたお店が大好きだった。今もその場所は健在。

高田馬場・・友達と2人で見つけたバナナケーキのおいしいお店は、もうなくなっていたけど、私はこの街がお気に入り。

新宿・・・ライブ前、よくスタジオに缶詰で練習していたあの頃を思い出しました。

そして、はじめて降りた場所。

恵比寿・・・ここでお気に入りの雑貨を発見。まだまだ見たい場所がたくさん。

そして、

大崎・・・この街で、新しい門出を迎える幸せな2人の姿を、心に焼き付けてきた。

きっと、これから大きな花が咲くよ。
あなたたちなら大丈夫。

ずっとずっと、お幸せにね。


行きたい場所は、まだまだたくさんあることに気づきました。

上野動物園、
井の頭公園、
下北沢、
後楽園（小石川後楽園）、
神楽坂下、

また1人で歩く時間が出来たら、行ってみようかな～★




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↑このミントをかじりながら歩きました。
気分爽快♪




いないいないばあっ！こんにちは！トマトちゃん

おはるちゃんへのお土産は、これ。
すっごいお気に入りのようで、毎日１０回は「読んで！」とせがまれます・・・。