ドッグトレーナーのひとりごと

2007/10/02(火)22:42

2007年の目標は確か「絆」でした。

子(仔犬)育て奮闘記(231)

昨日まで半袖のTシャツでも暑かったというのに、急に秋らしくなりましたね。 犬も元気になる季節です。     夏の間は30分もお散歩に行けばぐったりしていた凛も、今日はかなり元気。 久々のロングコースのお散歩です。   1. パワーが有り余ってる様子なので、まずはドッグランへ。 知らないわんこ達とのごあいさつ&恒例の一人ダッシュでみんなを驚かせて発散。 2. それでもなおパワーが有り余ってるので、今度は芝生広場へ。 人も犬もだーれもいないのを見計らって、ノーリード練。 #くれぐれもマネはしないでください。 フリーにしつつ、見えなくなったら逆方向に歩いて呼び戻す。いっしょに山歩きしてる感覚です。 凛は見えなくなっても全く不安にならず、どこまでも走っていってしまうタイプなのですが、 3年かけて築いた絆のおかげで、最近はある程度距離が離れるとこちらを気にして戻ってくるように。 ほんと、他人にはわからないだろうけれど、涙、涙、の進歩なんです。。 こんなに一体感が感じられるようになるなんて! 3. 発散しつくした所で、お散歩再開。やっと普通に歩けます。 ノーリード練は絆が強くなるので、この後のお散歩はほんとに楽しい。 トレーニングなんて意識しなくてもずっとこちらを意識して歩いてくれます。 ここまで1時間以上。 4. ようやく疲れた所で、カフェへ。大好きなaditoでオムライス。 単純に体を動かして疲れただけでなく、2人で一体になったお散歩で満足しているので、 足元でおとなしくしていてくれました。おかげで読みかけの本を1冊読破。 何人もすぐ横を通り過ぎていくけど、誰も気づかない。 帰る時に、隣の方に「いるのわからなかった~」とほめられてちょっと鼻が高い♪ ここまでで2時間以上。 5. さてと、帰りますか。 1時間もカフェで時間をつぶしたら、凛も復活だよね。 3時間弱のロングお散歩。凛も終始満足気な笑顔でした。(携帯でとったらほとんど真っ黒。。)      犬のトレーニングっていうと、あれしてこれして、と何かをしなくちゃいけないと思われがちですが、 こうやっていっしょに過ごすことが大切なんです。 ただドッグランで野放しにするのではなく、いっしょに行動することで絆が作られるんですよね。 自然と目が合って、お互い笑顔になる、そんな素敵な時間でした。 そんな当たり前のことに改めて感動しつつ、これをお客さんや生徒さん達にうまく伝えるには どう話したらいいんだろうなぁ、なんて考えてしまいました。 このblogでもうまく書けないんだけど、この一番大切な部分をうまく伝えられていない気がしています。

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