2006/06/28(水)01:59
タクままさんからのご質問
赤いお鼻のイエローラブは、エネルギッシュで自立心が高いと、私の経験ではそう統計をとってますが、いかがでしょうか?独占欲もあって、賢いんです。
去勢には関係なく、ほとんどがドミナントのタイプですね、赤鼻のイエローラブは。
この手の犬にはまず、餌を使ったコマンドをしないこと。食べ物だから言うことを聞くという観念を捨てさせることです。
どの犬もそうですが、オヤツや餌ばかりでトレーニングしていると、餌を食べるためには言うことをきくけど、それ以外では聞かない犬になります。
最初のトレーニングだけで、シェイプ(形)を教える為のオヤツ誘導作戦にして、あとは、言葉や体を触ることで犬が喜ぶ(シッポをふる)ように褒めましょう。
体重のある犬には、ペンチカラーをお勧めします。その時、ペンチカラーは耳のすぐ後ろで止まっているように装着します。だからギリギリストレスのかからない状態です。ちょっとでも引っ張ると、犬自身にストレスがかかります。犬がそうしてるということを学ばせるんですね。
これをつけたときは、必ずリードを緩めて歩いてあげてください。
チョークもペンチカラーも、装着位置は耳の後ろ部分です。クビではなく、あごに近い部分に嵌めます。
こちらからは力を加えなくとも、犬が引っ張ることで、犬が自分の首にストレスを掛けているということに気がつかせます。
タクママさんの場合、歩行練習。それから、自立心の高い犬なので、タクママさんの存在が絶対に必要だということを教えましょう。
高い位置にトリートをおく。犬が届かない場所です。犬は欲しがってイライラして吠えるかもしれませんが、吠えた場合は無視をして、犬が落ち着いたときにそれを取ってあげる。そのときも、必ずコマンドを与えます。一度で言うことを聞かなかったら、またもとの位置に(届かない場所)に戻す。
「それ、とってくれよ!」と犬から命令されるのではなく、「タクママさんのヘルプが必要だ!」という恩着せがましいトレーニングですね。
独立心の高い犬こそ、正しい散歩が必要です。道具の助けも必要になります。
お役に立てればいいんですが・・・