ひねもすのたり牧場日記

2009/04/30(木)16:34

スイセンロード~第13章~

本日、当地区では枝払い、防犯灯の交換と一緒にスイセンの植え付けが行われました。当地区では寒さに強く、どんな土地でもよく育つスイセンを道路の両側に植えて環境美化につとめています。 北国の寒くて長い冬を越えて黄色い花を咲かせるスイセンは、春を待っていた私たちの気持もあったかくしてくれます。が、とにかく当地区は広い・・・。実はまだまだ、スイセンロードは全線開通には至っていません。 そこで各家庭でスイセンを増やしておいて、春のこの時期にもちより、徐々に植えていっているのです。剣スコップで一定の間隔に穴を掘り、そこに次々にスイセンを植えていきます。 私はこんな年でも最年少なので、当然剣スコ担当。 笹竹の根っこが張り巡らされた土、石だらけのかったーい土。いろんな土をとにかく掘って掘って約1キロ。 たった1キロですが、終わって数時間して搾乳する頃には、もう腕がバンバンで痺れて痛い。 その日は眠るまでうーんうーん唸っていました。なにせ箸より重いものをもったことがないものですから・・・(苦笑)。 今回もオフロードに来ている人達が手伝ってくださったので、手分けしてそれでも午前中に約2キロスイセンの道が出来上がりました。 そしてお昼からは当地区のお花見。とはいえ当地区の公民館から見えるのはこぶしの白い花。遠く牧草畑の向こうに見えるこぶしの花を見ながら乾杯し、お花見のご馳走に舌鼓を打ちました。 まだまだスイセンロードの全線開通までには何年もかかると思います。終わったときには疲れてしまって「来年もかあ」なんて思いますけど、冬が来て春が来て、また黄色の道が姿を現すと、よし、また植えるか・・・と剣スコップをかついで穴掘りしにいくんだろうなあ。

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