2004/09/04(土)02:26
日常の安心がファシズム化している
背広の上着を着ることなく1日中持って歩いていただけだ。
この背広、良く見ると、内側に仕込んでいた万年筆のインク
が漏れたようで、表までも黒い染みがついている。
もうそれで背広は終わりなのか。
この背広は、急いで買った。今はもうほとんど聞かれない
ブランドであるが、何せ、デパートの紳士売場のフロアに
エスカレーターで降り立った所にあった店に過ぎなかった。
一番最初に手にとった背広に決め、これぞインスピレーション
かと思った。それよりも急いでいた、が、何故急いでいたかは
分らないが、飲みに出かけたのは確実であった。
ベスラン(ロシア・北オセチヤ共和国)ではえらいことになっている。
かつて友人がモスクワ大学に留学した。
ああいうところは、共産圏だったこともあり、アフリカ諸国の大臣の
息子や共産圏諸国のノーメンクラツーラの息子達が集まっており、庶民
の彼はむしろ異色(普通の人と言う「意味で」)だったという。
そんな中で、異色を放っていた留学生の集団があった。
北朝鮮からの留学生達だ。彼らは他の国の人々との交流をさけていた。
障子はないが、どこかに王様の耳や目が光っていたに違いない。
友人は悪いことを思いついた。
知り合いの留学生である韓国人を無理やり紹介したのであった。
北朝鮮留学生は顔が引きつっていたが、とりあえず、その場はありきたり
の差し支えない話を2,3して終わったという。
しかし、夜中、友人は二人が密会しているのを見たという。
10年前の話であるが、今ならどうなんだろうか。
http://www5a.biglobe.ne.jp/~toppon/handicap.htm