スチュワデスが呆れたドクタートヒモイ公式げすとはうす ~世界は基本的に広い~んですけど・・

2005/06/08(水)01:15

トキメキの諒闇

アポトーシスプログラム インドはまだまだ貧しい。貧しいなりに元気にやっていると思ったら、そうでもなくて、村に居候していると、病人だらけで、それでも、医者に診せる金はなくて、何をするのかというと、祈る。涙を流しながら、家族が祈る。  インドで、少し風邪をひき、副作用が強くて顔にブツブツができてしまうことと引き換えにがぴったり治る薬でももらおうかと、村の医者に行っってみた。権威ある医者は、部位でなく全体を見る。言葉はなく、問診は身振り手振りで、少し考え、医者はいった。「多分、風邪だ」それで診察は終わった。薬はもらわなかった。代わりに、バナナは食うな米も食うな、リンゴは食え、チャパティは食え。とのことだった。バナナや米は体を冷やし、リンゴやチャパティは体を温めることをずっと後で知った。  医療の発達により、病気の原因を知り、克服して、寿命が延びた訳ではない。生活レベルが上がり、衛生が良くなったから寿命が延びたのである。はしかにせよチフスにせよワクチンが開発される少し前から死亡率は減少している。生活に余裕が出来た頃から。生活に余裕が出来て研究する余裕もでたということか。それに昔から80歳や90歳の人はいっぱいいた。乳児の死亡率が下がって寿命が押し上げられただけなのだ。今、おそらく、気丈に生きているお年寄りは明治時代から戦前の人だ。これだけ軟弱になった我々の世代、そう長く生きれるものではないような気がする。でも、再生する力がなくなったら、もうそれは自然の摂理なんだなあ。

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