日本は自殺の多い国である。それも根が真面目なのか経済的苦を自殺の原因と考えられるものが多い。一種間接的な他殺ともいえる一面もあろう。中高年の年間自殺者3万人。そんな訳で、電車に飛び込む人が増えたのか、ここ数年よく電車が遅れる。分からないのだが、人様に迷惑をかける死に方を何故選ぶのだろうか。同情もされない。そんな訳で、昨日も電車が止まっていた。止まった電車内でじっとしていると、私自身も含め車内にイライラ光線がビシバシと漂ってくる。いつ出発するか分からないというのは、特にイライラする。1時間後ですといわれるとまだいい。「言いというまで走れ」と命令されるものだ。「何分走れ」とか「どこまで走れ」といわれると走ることができる。
自分で幸せと思うニポン人の割合はフィリピンやベトナムより低い。そうだね、GDPは我々にとってとっても時代遅れの指標。
やっと帰って、パソコンを開くと、
「フライトプラン」今日だけ先行上映していることが分かり、120キロ出して10分で映画館に行く。見所はジョディフォスターの目の演技である。
この映画で分かったことは、多分、本当に飛行機の中では上映されなさそうだなあ、ということであった。だって。客室乗務員が意地悪なんだもん。
何年か前に、日本で初めてハイジャックで機長が殺害されたことと、ここ数ヶ月で10箇所程度の空港に行ったことを思い出した。あのハイジャックでの問題点は、どうして機内に刃物を持ち込めたかということであった。国際線では大丈夫なのだが、羽田では、到着便と出発便の行き来が出来るということであった。単純に言うと、犯人は、羽田で朝便の大阪行きと、夕方便の札幌行きをチェックインした(コンピュータ化により2時間以上前でもチェックインできるようになった)。そして、犯人は大阪に行き、大阪ですぐ羽田行きをチェックインして、刃物の入った荷物を預けた。そして羽田に着き、到着便で荷物を取り出し、そのまま、出発便スペースに行った訳だ。これでチェックなしに機内持ち込みできるようになる。
今回さまざまな空港に行き、この点が全然改善されていないことが分かった。すぐ乗り越えれば到着便の場所に行けるのだ。構造的な問題である。
人生は、
センター試験ということである。そういう試験を受けてからもう人生もう倍ぐらいの時間が経過した。大学に入ってから、面白半分世界史やってみたら、現役の時より点数が高くがくっときたことがある。
「ベルリン、僕らの革命」を観た。青春の青臭さが観てて恥ずかしくなるところが、なんとも良かった。
クリーニング屋から先日電話があり、スーツの下が破れているのでもう駄目ですという通達があった。今日見に行って見ると無惨にも股と尻の部分が剥げて綻びていた。体型が変わらないので何年着たか憶えていないが、このブランドのものだから5年以内である。そうやって、まだまだ着ることのできる背広を残したまま、どんどんズボンが駄目になっていく。どうしたらいいんだ。いつも、背広を買うときは高いと思う。今年はまだ買っていない。1昨年にコートを買ったので、もはや服の予算は残されていないためである。それに必要経費として絶対認めない政府へのハンストである(嘘)。それにしても、私の背広を飾っている部屋は日が入らないので大変暗く(というか日が入る部屋がひとつもない)夏服か冬服かじっくり吟味しないと分からないのである。これは政府への住宅政策へのハンストでもある(嘘)。といっても、南向き(日照)を求めるのは、西洋とは違うのだが、それは西洋では家具の日焼けを防ぐ、北向きの方が景色がいい、日照にこだわらないといった事情がある訳なのだが、それは私も同じ理由である。(と思ったけど家具がひとつもない)
しかし、まあ、何ですねえ。ライブドアの問題を思うと、やっぱトカゲの尻尾切り、生意気は消せ、もっと悪い奴は捕まらないなんていうことなんだろうか。麻薬捜査官の証言を思い出す。麻薬捜査犬は2流の犬しかいない。1流の麻薬犬は麻薬ディーラーが飼っている。梱包して、1流の麻薬犬が気がつくようなら梱包のやり直し、気がつかなければ輸出開始。だから大物は絶対捕まえられないんだよ。
バクハツだあ