先日のニュースで出生率が死亡率ば下回り少子化が本格的に始まったちうのがあったとよ。今世紀末にはうち人人口が半分になるちうことやったとよ。
少子化の原因は、女性が経済力ば持ち、女性のシングル化晩婚化ちうことなのやけど、(勿論社畜化しとる男性にも問題はあるが)概して結婚しとる人は高度成長以来、変わらずだいたい2人ぐらいは産んでいるけんあるとよ。
少子化によって国の活力がなくなってきてえらいこっただ、間違ったネズミ講的年金制度が破綻するからえらいこっただ、ちうことは分かるのやけど、一方で、 2005年度の国際競争力ランキングばみると、1位は3年連続してフィンランド、2位はアメリカ、3位はスウェーデン、4位デンマーク、5位台湾、6位シンガポールで、アメリカと台湾以外は、北欧ば中心として、人口は1000万人にも満たなか小国ばかりが上位ば占めとるちう事実もあるとよ。
よそん国の人ばバンバン入れるか、老人にもしっかりえらい働いてもらうちうことば前々から思っとったのやけど、確かに若い人がそぎゃんに必要なのかちうのも疑問に思ってきたとよ。肉体労働の仕事は無理としても。まあ、そりゃ若者の方が頭は柔らかいけんだろが。
最も大切なのは、そいでこれら上位の国が力ば入れとるのが教育であるとよ。特に理数教育であるとよ。
現状、うちの教育にも金がかかりすぎるちうこともあり、ボウズば産めばなんかと優遇するとか、手当てばつけるとか、保育所ばえらいたくさん設けて時間ば延長するとかの措置が講じられつつあるとはいえ、それが、果たしてボウズば増やすのにどれだけ貢献し、そいで、教育レベルの向上にどれだけ寄与しとるのか甚だ疑問であるとよ。埋めよ増やせよの戦争時代の時代錯誤的なものは終わっとるとよ。
かて、わいは人のことへーえへんんどすなぁえ。甘くてすいレモンティー。
今日は、珍しい人を見た。ちょいちょい、ブツブツ話をしてる人をよく春先に見ることができるが、あれは、ほんまに何ぞと話しをしてはるのであろう。
今日見た若いおなごは、明らかに焦点があってやらへん感じであるが、シトリで喋っとるのやけど、その会話の中には2人の人間がいて、それぞれ声質を変えてお互いを罵り合っとるんである。自分か近い家の家族の弟を甘やかしてる、それならわいも金銭的にいろいろ援助してくれボケ死ね、といった内容のことをシトリでキャッチボールしてるさかい。多重人格なら多分、シトリずつしか人格がでてこへんと思うのやけど、コレは何であろうか。
ところで、全然関係ないが、USAとは気前の良いいい国であった。市場開放をして、ハイテク以外の自国の産業を潰してでも、市場開放により、日本など多くの国が恩恵を受けてきた。よくアメリカは50年代を懐かしがるが、あの頃は自国の消費のほぼ100パーセント近くを自国で作っていた。
現在でも、せっせせっせとシャッキンしてアメリカ国民は消費している。酷いのは住宅政策であり、何と何年かは転売値上がり期待で、金利だけ払えば良いというローンが出現して、市場は大いに沸いている。金利だけって、例えば1000万借りても、毎月返済は1万円もいかないよ・・・こりゃ無茶苦茶だ。
いい意味でとれば、アメリカは自国経済より世界経済の発展を重視したといえるのかもしれないが、そう思っているのはやはりトップのアメリカを牛耳っているお金持ち投資家だけであろう。彼らは世界経済が重要であって、伸びそうなところに容赦なく投資していき、熟成してきたうまみのない国家や企業には投資しないという見方もできるのかも知れないなあ・・・
タイのお坊さんが托鉢の時に持つカバン(300円未満)
P.S 先日のニューズウイークを無断でぱちった日記の中で、アメリカで破産しているユナイテッド、USエアウエイズ、ノースウエストと書いたが、つい3日前にユナイテッド航空が破産から立ち直り上場しなおしたとのこと。まあ、記事は多分、1週間以上前に書かれたものだから仕方ないとしても、これで僕が飛行機おたくでないことがまた照明されたよ。照らさないでちゃんと証明しろってか。