とか何とか行って、1杯引っ掛けてきた。
ジュークボックスがあったので、見ると、インターネット配信だという。何だかつまらなかったが、100円を入れて、ボブディランの「ライクアローリングストーン」をかける。
かけてみて、回りを見渡すが、だれも気がついていない。少し寂しい。
われめ
昔、フィリピンのミンダナオ島のサンボアンガで、ジュークボックスのある店に行った。スコーピオンズのWhen The Smoke Is Going Downをかけた。店には、アテ無しにビールだけ飲んでいる私と、アテ無しにビールを飲んでいる青年の2人だけだった。彼は、にやりと笑い、ボトルを手にしてこちらに寄って来た。
彼は、ポケットからもぞもぞと、瓶を取り出した。トランキライザー。
「なあ。コレ飲んで、ちょっと、港を、全力疾走しないか?いっちまうぜ」と彼は言った。
店を出た。