スチュワデスが呆れたドクタートヒモイ公式げすとはうす ~世界は基本的に広い~んですけど・・

2022/05/07(土)09:58

神戸建築シリーズ2(全5回、画像が多いので日記を書くのが面倒な日に次回アップ予定)

兎に角、漏れも多いが、古い順に紹介する訳である。 第一回 海岸ビルヂング(旧兼松商店本社屋、旧日濠会館) 明治43年(1910) 商社の現兼松、兼松江商の前身である兼松(ややこしいな)本社ビルとして建てられた。戦災で大きな打撃を受け、戦後行われた修復工事で、以前の面影とはかなり違ったものとなったそうだ。頂上部にペディメントがあったそうだ。がしかし、その時の工事の際に耐震補強を施してあったため、震災では煉瓦壁にひびが入ったものの、倒壊には至らなかったそうだ。海岸ビルと同じ設計者であり、名前も似ていて、距離もわずか。 裏に行くと、時々行くバーがある。先日行った風景まであるのである。 海岸ビル ( 旧・三井物産神戸支店 ) 大正7(1918)年 海岸ビルヂングの6年後に同じ設計者により建てられる。この建物の下層部は、震災で被害を受けた海岸ビルの外壁を復元したものであり、上層部は最新式の高層ビルとなっている。中に入ってみると外壁と高層ビルとの空間が、レトロビルの高さまでの吹き抜け構造となっている。みるからに危なそうに見える。 神戸郵船ビル( 旧日本郵船神戸支店 )大正7年(1918) 当初は銅葺きの屋根と円形ドームを戴いていたが、1945年の神戸大空襲で焼失したが、外壁はほぼ昔のままの姿を残しているそうだ。偶然にも、震災1年前に耐震補強の改修工事を行っていたため、ほとんど被害は無かったそうである。

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