ブダペストには、洞窟がいくつかあるので、暖をとるには、最適の場所ともいえよう。
ブダの丘に1200メートルの迷宮があるのだ。
50万年前から存在し、住居などにも使われてきたようで、戦時中は1万人を収容できる防空壕や監獄、ワインセラーやの役割を果たしていたそうだが、今や、何だかよくわからないオブジェ洞窟になっている。
そのオブジェが、まったくしょぼくて、泣きそうになるんであった。暖かいというのが、唯一の救いである。
とにかく、洞窟マニアの私としては、アルタミラの壁画や古代に発見されたパソコンやコカコーラの化石や、サルの惑星のラストシーンみたいな、自由の女神のようなものや、なかなか低俗なオブジェが続くのに、がっかりもするのであった。
がっかりしながらも、その暖かさには、負けてしまうのであった。洞窟は良い。
ワインの泉もあったのだが、その臭いが、クワガタを飼っている時の臭いで、飲みたいとは思えないし、飲めませんと張り紙がしてある。勿論、循環させているんであろう。
学生時代は、ヘッドランプとつなぎを用意して、洞窟に出かけたものである。デートコースにはぴったりである。
きっと、彼女は、怖いよクライよ、狭いよ、といいながら、10分もしないうちに泣いちゃうであろう。
ここで、男性が、格好良く、手を引きながら、進んでいくのである。
晴れて、外に、出たら、彼女は、生きている喜びと、無事であっれた感動で、涙チョチョギレルであろう。
そして仲良く、お弁当を食べながら、太陽ってありがたいねえ、とか哲学的な話になっていくだろう。
そして、翌日から、連絡が取れなくなるのは間違いない。
そんなツマラナイことを考えながら、歩くのであった。
思い出してみれば、学生時代、50メートルの闇の空間を
ラダー(はしご)を2連結して降りていく間に、隊員約1名(名誉のために言っておくが私ではない)が、「足が震えて、体が動かないんです」といって、20メートル地点で止まってしまったことがあったな。地上に出るまで、何時間かかったか・・・。
つなぎを着ているのだが、這いつくばって、先輩が穴から出てきたのだが、そこ、さっき、俺、小便したところだよ~、と思いながら、今までずっと黙っているんですけど、ってこともあったなあ。
河内風穴にももぐったことがあります。確か、1989年頃、奥に大広間が発見されたときに潜ったんだよねえ。
まあ、穴があったら入りたいってわけかい?
虚構新聞
22才で事業に失敗する。
23才で州議会議員選挙に落選する。
25才で再度事業を起こすが大失敗。
26才で愛する恋人の死に直面する。
27才で精神病になる。
34才からは5年間に3度も下院議員選挙に落選。
46才で上院議員選挙にも落選。
47才で副大統領になろうとするが、失敗。
49才でまたも上院議員選挙に落選。
51才] アメリカ合衆国大統領就任
彼の名は、アブラハム・リンカーン
教訓:そういう人もいる。
2009年正月旅行
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オランダ教育事情
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ウィーン、シュティファン寺院、カタコンベ
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スロヴァキアの歴史
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ブダペストの黄昏
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欧州gourmetの旅