ウィーンの犯罪博物館に行く前に実は、オランダの拷問博物館にも行っていたことを告白せねばなるまい。
それも、アムステルダム、お花市場近くに、異常な光景でなく、すっかり、綺麗なオランダの町並みに溶け込んでいるという、恐怖である。
入り口も、トーチャーと書かれてなければ、お洒落な前衛美術館ですよ、って感じの風貌である。
ヨーロッパの中世の拷問器具のオンパレードで、実物器具とイラスト入りで懇切丁寧に教えてくれる場所であり、同じアムステルダムにあるマダムタソーやダンジョンの大人気とは裏腹に、来場者はほとんどいない恐怖である。イラストには6カ国言語でその使用方法を懇切丁寧に記載されているのである。
入れば、薄暗く、目が慣れてくると、拷問器具が目の前に、といった趣向もさすがのものであった。
最近、舞台で藤原ノリカが疲労した又割りを思い出す次第であった。何だ、この手は!と思ったのであるが、私の手であった。
これは、腹筋運動をする運動器具ですか?イイエチガイマス!
イラスト通りに現物を持ってやりなさいって意味なんですか?イイエチガイマス。
ウスーク、ウスーク延ばしていきますって、先程から拷問器具ではなく、殺人器具だと思うのだが。
座高を測る器具かもしれないが、首の後ろに針が出ているのが、気になるといえば気になる。
こんな格好させなくても、口に水を入れることはできそうなものだが。
これが一番マシかな・・・敢えて言えば・・・権力者や戯言を言った人間にかぶせるものだそうだ。
座ったらイテエよお。
なーんだ、こんな小さなもの、と思えば、チクビ切り機であった。
ここに入れられて、骸骨になるまでほったらかしにされる。
なんだか、この1年で鋼鉄の処女を3回も見たのだが。
なんだか、この1年で鋼鉄の処女を3回も見たのだが。
あ、観客だ!熱心に説明書を読む仲の良いカップルだ、さすが生粋のデートコース。
あ、観客だ!熱心に説明書を読む仲の良いカップルだ、さすが生粋のデートコース。
巻かないで下さい!
やっぱり、巻かないで下さい!
最近、もっぱら、肛門に弱いので、ちょっと、これは・・・
板の下に敷いて、どんどん、石を乗せていくということね。
やっぱり、拷問ではないよ、死刑だよ。
こんな簡易な道具でも、痛いゾー。
晴れて、終わり、明るい現代美術館のような感だ。
心が痛い。人間の残酷性を。
2009年正月旅行
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