Tunisia tunis musee dar ben abdallah
チュニスの世界遺産メディナ(旧市街)の迷路の奥に
ダル・ベン・アブダラー博物館はある。元オスマン時代の200年前に建設された宮殿は、ブルジョアや庶民の生活が人形によって再現されている、そこまでの情報を得た私は、急ぎ、そして、珍しく細い迷路を一度も迷うことなく、到着したのであった。到着したのは16時であった。
門は閉まりその前に、初老の半笑いの男が1人立っていた。男は、半笑いのままクローズといった。
ええっ、せっかく遠いところから来たのに、それにまだ16時だぜおかしくないか・・・私は少し悲しそうな顔をして男を見ると、まだ半笑いのままであった。すかさず、私は1000チュニジアディナール硬貨をそっと握らせた。
男は、少し困った顔をしたのだが、少し怪しげに周りを確認すると鍵を開けてくれた。5分間だけだぞ、何かそんなことを言ったような気がする。
5分間の間に西洋人が見学にきたようであったが、
クローズ(クローズの時間じゃないじゃん)とまた断っていた。西洋人女性は、そのまま、アーアというよな感嘆の言葉を残し去っていった。
どうみても、庶民やブルジョアの生活ではないような気がした。人形って、民族衣装着た人形じゃなくって骨とゴミのサイボーグとかじゃん、アートじゃん、こっちのほうがいいじゃん、デカダンじゃん、エセヴァンダーカマーじゃん、東京弁じゃん。
中庭も訳が分からんじゃん。
サテ、いくぞと思ったら、親父が、もう終わりだと言ってまだ1階しか見てないのに、追い出されたのであった。親父はもうちょっとチップをくれと相変わらず半笑いでいうので、100ディナールを上げると、少し不満な顔をしたが、もうないというと、これでタバコが1本買える、先程のお金でカフェにいけると飲む真似をして、そのあと、2本の指を突き出し、タバコを吸う真似をした。
そりゃよかったな、親父、じゃあな。
(もしかして、毎日、早目に閉めて、次に来た観光客から毎日お遣いをせしめているのではないかという疑念が、帰り道すがら頭をよぎった)
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