ま、就航記念で招待されたわけではなく、勝手に行ったのである。ANAが私を招待するのウッカリ忘れていたのでね。
ま、そういう訳で行くことになったのではなく、先週の休みの夜から周到に行くとこ決めてた屋久島なのであるが、よくよく考えると飛行機とレンタカーを決めていなくて、夜会社から帰ってきてから導きだされた結論をいうと、まあ、行けないよ、てことであり、え、じゃ、明日どうするの、ってか明日になる0時までもう2時間じゃん、夜の10時ジャン、仕事しすぎじゃん、横浜弁じゃん、いや、今日は20時過ぎと割りと早く帰ってきて、じゃあ、夜の10時までの2時間何しててん、まあ、麻婆豆腐作ったり、空き缶潰したり、この本前も買ったやろと怒ったり、更に屋久島を詳細にネットで調べたりしてて、要は違うことしててん。
じゃあ、明日どうするの、って時点で、明日屋久島行くから今日のアルコール注入は急ぎでって感じで、22時には、もう寝る間際程度に酔っており、このままでは明日、何もなしである。しかし、東京もあったのだが、漫然と15分ぐらい各公式ホームページを行き来すると、石垣に続き宮古もあれか直行便できたか、楽だな、あ、空いてるし、決定、あ、レンタカーいけるかも確認!あ、いけそう、いや宮古島前に行ったといきもかなり安かったぞ、あ、安いとこある、決定、まあそういうことである。
いや実は伊良部島との無料橋が昨年開通したことがあったので、そりゃ行くよとちょとだけ何気に思っていたのである、だから、ほんまにチョトダケ行くよ、行くよとういうか、夜の10時過ぎから2時間半にわたり宮古島行くとこ、いけそうなとこリストをピックアップし、無事0時半に眠り、無事5時に起きるのである。
といっても、5時であろうが7時半であろうが9時であろうが、起きるのはいつも葛藤と格闘である。さくりと起きることができるのは、海外での早朝便があるときぐらいである、そんな訳でノソリストしてると、電車ギリギリである。
リムジンバスは朝も6時過ぎというのに長蛇の列であり、「もう荷物が入りませんが、補助席があります」との放送が入り、「後方の方で荷物のない方おられますか!」と誰かがオレを呼んだ。ハイハイハイここにおりますよ!と心の中で叫びつつ、長蛇の列をごぼう抜きである。それも冷たい視線を浴びずに、堂々優々の凱旋乗車である。
うっかり読書して寝る暇もなく、空港に到着。
席も、シートの倒れない席でしたら隣がいまのところ空席のところをご案内できますが、といわれるも、シートの倒れない席はあまりいい席ではないが、隣のいないことのほうが重要なので、一番後ろですか、と聞くと、いいえ、といわれ、じゃあ、イグジッドロウの前の席ですねえ、というと、ビンゴとはいわれなかったものの、さすがに、預け荷物のない人は違う!と空港カウンターの人は、思った、かどうかは知らない。
宮古島、まあ、堂々の2時間30分のフライトであり、十分な睡眠時間もとれるのである。
結局3×3のシートで、3席とも空いていたので、このまま横になってもいいんだぜ、とは言わずに、本を読んでいるうちに、気がつけば一睡もしていなかったのである。まあ、いいのである。
空港を出たら、たくさんレンタカー屋のプラカードをかかげた人々が待ち受けていた。しかし、私の頼んだ地元格安レンタカー屋さんは見当たらない。仕方ないなあ、2,800円だからプラカード代けちられたか、と思い、トイレに行き、探すがまだ来ていない、とおもいきや、電話している男がいて、お客さんトイモイサンという人一人だけなんで、タクシーで戻っていいですか、と通話しているのが聞こえ、手を挙げた、オレがそのトイモイサンですよ、と。彼はプラカードをはなから持っておらず、どうやってオレを探すつもりだったのだろうか、と思いながら電話が終了するのを待った。
「あ、お待たせしました、送迎車が込み合ってまして、今日はレンタカー5台もでまして、すみませんが、私と一緒にタクシーで店までいってもらっていいですか」
というレンタカー屋さんにタクシーで行くという初めての経験をした。
「いやはや、トライアスロンがあって、ゾクゾクと宮古に人が集まってきているんですよ」、ということであり、「今日は特に外人の方が多いですねえ、」と言ったので、確かに外人が多く、インタビューまで受けていたがあれは有名選手だったのだろうか。(トイモイ調べによると参加者は1600人だ。)
「へえ、トライアスロンあるのですか、いつですか?」
「今週の日曜日です。」
「ああ、そうなですね」と家で公式HPからルートを確認したらまだ作成中だった。すげえ4日後なのに、コースマップがアップされていない、そっか、秘密にされているのか、大どんでん返しコースになっているのだろうか。
いやあ、雨用降りますわ、昨日まで天気だったんですけどねえ、とよく話す青年、おじいちゃん運転手は、無線で誰かと話していたが、まったく何を話しているのか分からなかった。琉球語の宮古方言かも知れない。そんな雨の中、宮古島の旅は始まったのであった。(続く、いや続かないとね)
2016年宮古島
宮古島直行便就航(リンク)
伊良部大橋へ(リンク)
伊良部島 下地島1(リンク)
伊良部島 下地島2(リンク)
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狩俣地区(リンク)
宮古島本島(リンク)
宮古島→帰宅(リンク)