熊野どいらいファーマーズブログ

新たな畑と言うよりも、新たな田んぼでありますが・・・

４月２６日に体感スクールでまこもたけの田植えイベントを行った尾呂志の田んぼ・・・
その後の生育具合はと言うと・・・













御浜名物「風伝おろし」の朝霧をバックにすくすくと育っております

思えばこの田んぼももとは稲作がおこなわれなくなった休耕田を借りたものでありました。


山間で稲の栽培がされなくなった休耕田！　

休耕田と言うと言葉は優しいのですが・・・

その多くは荒れ放題の荒廃農地　となりつつあります。

多くの農家は手がまわらず耕作放棄して草だらけになってしまった田んぼを「先祖から受け継いだ大切な農地を荒らして申し訳ない」という心苦しい思いをされています。

この地で　どいらい元気に農業をやっていこらいっ！！　というどいらいファーマーズが、昨年から“まこもたけ”の栽培に取り組み、今年は他の生産者にも呼びかけて“熊野まこもの会（略してくまこも会”まで立ち上げてぐわんばってまこもたけを作っているのは、まこもたけ栽培が荒廃農地を解消し、農地を守るのひとつの切り口になると思ったからであります。

山あいで他の田んぼの影響を受けない休耕田はまこもたけ栽培に最適！　しかも収穫も手作業のどっちみち機械化がしにくいまこもたけには山あいの棚田みたいなところがちょうど良いのであります。


今年４月の桜が咲く頃、知り合いの農家の方から「うちの放らくりの草ぼうぼうの田んぼ、草刈って管理してくれるんやったら貸したるぞ！」とういう話があり、またまた借りる事になりました。











その方が自信たっぷりに言うた通り、　間違いなく　正に　草ぼうぼう！！






刈り払い機で草を刈り、どでかいススキの株をユンボで掘り起こして除け、堆肥や肥料をまいてトラクターで耕し、谷川から黒パイ（ホース）で水を引き込んで来て代掻きをして田んぼとして再生し、ようやくまこもたけ君の田植え。


尾呂志の田植えから２ケ月近く遅れての田植えとなりました。





４月の初めにみんなで苗割をして苗代にしてあった田んぼの苗は、すでにこんなに巨大化！！






これをみんなで引き抜いて、



植えやすいように伸びた葉っぱを刈り取って田植え苗準備完了！


そして、いよいよ田植えの運びとなりました。













・・・て、もう田植え終わっとるがな


みなに田植えを頼み、他の仕事をしているうちに、パワフルボラバイター＆アルバイターの若者集団はさっさと田植えをして・・・わたくしめが林家ペーをしに行った時には既に田植えは完了しておったのでした　　若者集団　恐るべし！！　


・・・と言う事で、みんなにもう一度田んぼに集まってもらって、

祝！！　休耕田再生まこも田植え完了！！　　の記念撮影をしました（林家ペーにつきあってもらっておおきに！）






雨の中の田植え　ほんまに　御苦労さんでした。　サンキュー