2006/11/27(月)23:21
遺言
生まれて初めてインフルエンザにかかった。
そのちょっと前に、かなりいろいろ立て込んでおり、
夜が明けるまで仕事をするという生活が1週間続いていたのだ。
朝までお勤めのこの人達、仲間入りできるかも…。新人ホストのDo-itです。
仕事が一段落ついたところで、一気に気が抜けて
あっさりインフルエンザ・ウイルスにやられるという、
極めて分かりやすい体質なのである。
結果的に言うと、熱などの症状は1週間で終わったのだが
風邪にしてはひどすぎるし、長すぎたので
原因不明の病気にかかっている気がして不安でしょうがなかった。
気分は不治の病(漫画の主人公?)である。
それでも病院嫌いのDo-it、ようやく病院行ったのは5日後。
そして、滅多に出ることのない高熱にうなされているせいか、
ありとあらゆる変な妄想を抱くようになり、
ある夜、ふと
このまま、明日目が覚めないかも…
と、たかがインフルエンザで究極にネガティブな考えにたどり着いた。
「え?Do-itさんは『風邪』ひかないものかと思ってましたけどね」
と仕事関係の人にまで言われるアホさ加減も、今なら納得いくかもしれない。
しかし、精神状態は普通ではないので、あらぬ考えはどんどんエスカレートしていく。
明日死ぬなら、最後にしておかなくてはならないこと…
そうだ、遺言残さなきゃ!!!
病気中、看病してくれてた相棒に遺言を託すことにした。
Do-it「お願いがあるの。もし…、もし、Do-itが明日死んでたら…」
相棒「そしたら、Do-itのコンピューターもらっていい?」
Do-it「・・・・・・・」
シリアスな話が苦手な相棒である。
でも、今日はDo-itマジなのだ。マジなのかよ!?
最後まで聞いてもらいたいので、無視して話を続けた。
Do-it「もし明日死んでたら、Do-itの遺骨をロリキートやクッカトゥーのエサにまぜてほしいの。
Do-it、きっと鳥に生まれ変わるから…」
相棒「…その前に、
コンピューターのパスワード教えて」
Σ( ̄ロ ̄lll)
Do-it「・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・XXXXX(パスワード)」
脱力しすぎて、思わずパスワードを教えてしまった。
もしかして相棒にとっては
パスワードが「Do-itの遺言」なんだろうか!?
絶対にこの人にだけは、最期を看取られたくないと思った…。