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2015.06.14
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2015年6月14日
★★★★
新装版として復刊された一冊が書店で目に止まり、手にとってみたのは1997年に発表された西澤保彦の初期作品でSF的設定のミステリーであり、著者の代表作でもある本作を一年半前に読んだ腕貫探偵以来、久しぶりに読んでみた。

妻の殺害を企むヒモも同然の婿養子。妻はロスの別荘、夫は東京の自宅。夫がある能力を使えば、 完璧なアリバイが成立するはずだった。しかし、 計画を実行しようとしたその時、事態は予想外の展開に。やがて別荘で見知らぬ男の死体が発見さ れる。その驚愕の真相とは?緻密な論理が織り成す本格長編パズラー。(裏表紙引用)

読後の感想としてはう~ん、テレポーテーションとは反則技なんだけど、事前に前提条件を示して推理が展開されていく独特な小説で7回死んだ男と同じぐらい面白かった。テレポーテーションていうと、そんな特殊能力があれば、何でも出来るやんっと思いきや、そうわどっこい、これが万能ではなく、様々な制限付きであるところが本作のミソである。また、ちりばめた伏線からのトリックと最終章で解き明かされる真相には、あっといわせる所はさすがである。腕貫探偵シリーズなどの最近の小説も面白いが、デビュー当時の作品に興味が行くのは私だけでしょうか?





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最終更新日  2025.02.08 22:29:08
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