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2015.09.05
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2015年9月5日
★★★★
麻見和史のヒット作である警視庁殺人分析班シリーズの第2作を現在WOWOWで連続ドラマ化されている第1作の石の繭以来、約半年ぶりに読んでみた。

頭蓋骨に白い花、掛け時計にスープ皿―テーブルの上の惨殺遺体を囲むように置かれた謎めいた品々。絵画を模したような現場を作り、さらに「過去の亡霊」を名乗って警察OBの自宅に電話をかけてきた犯人。自らの存在をアピールしたいのか。如月塔子ら殺人分析班が鋭い推理で明かす、歪んだホシの正体とは。(裏表紙引用)

前作はモルタルで石像のように固められた死体の謎解きから始まったが、本作は死体の傍におかれた不可解な遺留品の謎解きから始まる。連続殺人が起こり前作同様、犯人の名前は早い段階で判明するが、その姿がなかなか見えてこない。警察の常に先を行く犯人の狙いは何か?また、殺人の動機はなんなのか?最後に明かされた、全ての謎解きを聞いて、こんなの解るわけないやんって突っ込みたくなるぐらいの真相でした。小柄な塔子と塔子の指導係である長身の鷹野とのデコボココンビが相変わらず微妙で、今回はこれに脇役として定年後、妻に先立たれて独り身の元刑事の多賀見が加わり、前作より面白かった。また捜査班のメンバーもそれぞれが個性的な味を出していて、名脇役として良かったと思う。前作を読んだときに塔子と鷹野が次第に良い関係になるんじゃないかと勝手に予想したが、今回読んでみて、なんかそういう展開にはなりそうもない気がしてきました。まぁ、今後の展開に期待して次回作も読んでみようと思う。





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最終更新日  2024.12.27 15:39:53
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