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2016.09.25
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2016年9月25日
★★★★
岡嶋二人の「七年目の脅迫状」を読んだ後、しばらく来月の情報処理試験の勉強に通勤途中の読書を控えていたが、先週末に書店で東野圭吾の代表作である加賀シリーズの最新作「祈りの幕が下りる時」が文庫本化されているのが目に留まり、東野圭吾の作品をどうしても読みたくなってしまい、試験勉強は自宅で頑張ると心に決めて、通勤途中の片道に読書を再開して読み始めたのが日本推理作家協会賞受賞作の本作「秘密」である。
妻・直子と小学5年生の娘・藻奈美を乗せたバスが崖から転落。妻の葬儀の夜、意識を取り戻した娘の体に宿っていたのは、死んだはずの妻だった。その日から杉田家の切なく奇妙な“秘密”の生活が始まった。映画「秘密」の原作であり、98年度のベストミステリーとして話題をさらった長篇、ついに文庫化。(BOOKデータベースより)
未読の初期~中期の作品の中で一番読みたかった作品だったので、通勤の片道のみと決めていたにもかかわらず、就寝前や会社のお昼休みになど我慢できずにちょこちょこ読み続けてあっという間に読完してしまうほど読みやすく引き込まれてしまう作品でした。本作は身体は娘、心が母親という設定でミステリーと言えなくもないですが、内容的にはそういった特殊な状況に陥った夫婦の日常を丁寧に切なく描いた感動物語である。また、バス事故の被害者と加害者との問題を被害者側の立場だけでなく加害者側の立場としても、残酷な結末ではなく、思いやりのある結末で終わらせてくれる後味の良い内容で読後感は良かったです。本作は末広涼子主演で映画化され、志田未来主演でテレビドラマ化もされた作家東野圭吾の名を一躍有名にした作品でもあるので、その映像化した映画とドラマをネットで探してみてみたいと思う。





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最終更新日  2024.12.27 18:58:57
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