075897 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

趣味のミステリー小説の読後感想ブログ

趣味のミステリー小説の読後感想ブログ

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

jinサン

jinサン

カレンダー

楽天カード

お気に入りブログ

まだ登録されていません

コメント新着

パリは霧にぬれて@ 東野圭吾(宿命) 題名の「宿命」は勇作と晃彦のこと。小学…
パリは霧にぬれて@ 「殺意の集う夜」 「嵐の山荘」に集まった人々。 六人部万理…
パリは霧にぬれて@ 「同級生」 宮前由希子の突然の事故死。そして由希子…
19580113-mh@ 「ソロモンの犬」について この道尾秀介さんの「ソロモンの犬」は、…
19580113-mh@ 「再会」について ミステリ好きの私としては、いつも楽しく…

フリーページ

ニューストピックス

2018.09.28
XML

2018年9月28日
★★★★
先週読み終えた岡嶋二人のダブルダウンで読書の息を吹き返した勢いで次は本格ものをと探した結果、第二十七回鮎川哲也賞を受賞し、年末の数々のミステリランキングの1位を獲得した受賞時の選考員大絶賛のホラー&本格ミステリーの今村昌弘のデビュー作、屍人荘の殺人をわくわく感を持って読んでみた。
神紅大学ミステリ愛好会の葉村譲と会長の明智恭介は、曰くつきの映画研究部の夏合宿に加わるため、同じ大学の探偵少女、剣崎比留子と共にペンション紫湛荘を訪ねた。合宿一日目の夜、映研のメンバーたちと肝試しに出かけるが、想像しえなかった事態に遭遇し紫湛荘に立て籠もりを余儀なくされる。緊張と混乱の一夜が明け。部員の一人が密室で惨殺死体となって発見される。しかしそれは連続殺人の幕開けに過ぎなかった…!! 究極の絶望の淵で、葉村は、明智は、そして比留子は、生き残り謎を解き明かせるか?!奇想と本格ミステリが見事に融合する選考委員大絶賛の第27回鮎川哲也賞受賞作(BOOKデータベースより)
本作は2018年このミステリーがすごい、週刊文春ミステリーベスト、本格ミステリ・ベスト10のそれぞれで1位を獲得し三冠を達成した鮎川哲也賞受賞作である。すなわち新人が書いた作品と言う事でもある。
本格ミステリで定番の雪の山荘的なシチュエーションでクローズド・サークルを形成する手法にある組み合わせを試みたところに驚いた。この雪の山荘になんと常人では考えもつかないゾンビと組み合わせをするというアイデアに皆が絶賛し、本作の成功の決め手になったものと想像出来る。この設定は過去に
山口雅也の「生ける屍の死」が有名だか私は読んでいないので比較は出来ないが非現実の世界ではあるがルールを逸脱していなければ、本格ミステリとして十分に成立するという証ではないかと思う。両作品ともデビュー作と言うところも共通している。
美人名探偵・剣崎比留子とワトソン役の葉村譲というキャラクターが魅力十分だしシリーズ化して、これからの活躍を見ていきたいです。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2024.10.21 23:08:02
コメント(0) | コメントを書く
[読書レビュー(今村昌弘)] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.
X