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テーマ:ミステリはお好き?(1643)
カテゴリ:読後レビュー(今野敏)
2019年8月2日 ★★★★ 最近本をめっきり読まなくなってしまって7月は東野圭吾のパラレルワールド・ラブストーリーの1冊のみ。まじでヤバイと思い、久しぶりに梅田の紀伊國屋書店に行って文庫本を眺めていたら今野敏の本に目が止まり、あっこれまだ読んで無いやと迷わず会計に向ったのは隠蔽捜査シリーズ第6作。途中の短編集を入れると8作目にあたるが毎回面白く読ませてもらっている変人竜崎の活躍を楽しみに約1年半振りに読んでみた。 大森署管内で女性が姿を消した。その後、交際相手とみられる男が殺害される。容疑者はストーカーで猟銃所持の可能性が高く、対象女性を連れて逃走しているという。指揮を執る署長・竜崎伸也は的確な指示を出し、謎を解明してゆく。だが、ノンキャリアの弓削方面本部長が何かと横槍を入れてくる。やがて竜崎のある命令が警視庁内で問われる事態に。捜査と組織を描き切る、警察小説の最高峰。(BOOKデータベースより) 警察庁の肝煎りでストーカー対策チームが作られることになった。そんなころタイミングよく大森署管内で女性が連れ去られ容疑者はストーカーと見られ、女性の交際相手は殺害されていた。事態の悪化を回避すべく大森署に指揮本部が設置されるがその指揮本部では刑事部長の伊丹と第二方面本部長の弓削との主導権争いが起こるなど現場は奔走するが事件は意外な展開を迎える… 事件解決後に一悶着があるのだが本作のタイトルが『去就』とついた事がやっと理解出来るクライマックスがあり、今回も十分楽しめました。 紀伊國屋書店で立ち読みした単行本の最新作隠蔽捜査7では、ついに竜崎が大森署から移動となる展開に超気になるのでこれも近々読んでみたいと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.07.19 23:48:20
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