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2022.04.25
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2022年4月25日
★★★★
先月末に読み切った海堂尊のバチスタシリーズ後、末っ子の引っ越しや新年度に入っての仕事の準備に出張が重なり全く読書から離れていたのだが、やっとゆっくり自分の時間が週末取れたので久しぶりに読書をと未読の本棚を眺めていたら西澤保彦の初期作品の「7回死んだ男」と並んで代表作であるSFとミステリーが融合した本作が目に止まり、いつ以来かと調べてみると、なんと7年ぶりなのが分かり「瞬間移動死体」以来、久しぶりに読んでみることにした。

突然の大地震で、ファーストフード店にいた6人が逃げ込んだ先は、人格を入れ替える実験施設だった。法則に沿って6人の人格が入れ替わり、脱出不能の隔絶された空間で連続殺人事件が起こる。犯人は誰の人格で、凶行の目的は何なのか?人格と論理が輪舞する奇想天外西沢マジック。寝不足覚悟の面白さ。(BOOKデータベースより)

本作はSF&本格ミステリの両方で高く評価されたというが、かなりSFチックな小説だと思って読んだ方がいいと思う。
内容はというとファーストフード店にいた6人が突然の大地震で逃げ込んだ先がシェルターではなく、人格を入れ替える実験施設だったというところから物語は始まる。その存在は米国政府の極秘のものなのだが、政府にも全く手に負えないため施設だけがそのまま残されていたのだった…
その人格移転とは一度人格転移が起きると一生人格転移が続き、2人ならば相互に3人以上ならば順番に人格がリレーされてぐるぐる何度も移転が続き、しかも転移する時間間隔は一定ではないという。
そんな中、人格と身体が異なる6人が次々と殺されるていくという予想もつかない展開となり、身体はAだが人格はBというから、いったい犯人は誰なのかと読んでいて頭がこんがらがってくるのは私だけでは無いはず。
奇想天外の面白い試みとは思うが、流石にややこしくて何度も読み返していたのが、途中で読み返すのをやめて先に進んだのが正直なところだ。
6人以外に別にいた人物や動機などが最後に明かされるのだがあまりにも混乱していて素直に驚けず、えっそうなの?としか言いようがなかった。まぁ最後はハッピーエンドと言うことでめでたしめでたし…





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最終更新日  2025.02.08 22:24:31
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