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テーマ:ミステリはお好き?(1654)
カテゴリ:読書レビュー(藤原伊織)
2023年10月16日 ★★★★ 最近読んでいない作家の作品をと先日荻原浩の作品を久しぶり読んでみたが、続けて第2弾として手に取ったのは藤原伊織の作品の「てのひらの闇」である。藤原伊織と言うと江戸川乱歩賞と直木賞のダブル受賞作の「テロリストのパラソル」が印象的だったが、その後に読んだのが遺作で未完に終わったにもかかわらず刊行された「遊戯」だったが、それを読んだのが確か2014年春だったので、実に9年半ぶりに藤原伊織の作品を読んでみることにした。 二人の男の道を決定づけたのは、生放送中のスタジオで発せられた、不用意な、しかし致命的な一言だった―。二十年後、その決着をつける時が訪れ、一人は自死を、一人は闘うことを選んだ。著者の新たな到達点を示す傑作。 --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。(BOOKデータベースより) 著者は59歳の若さで亡くなりましたが、実は私の友人も本作を完読する直前に先日同じ59歳で亡くなりました。何か不思議な縁を感じてしまい、気持ちがざわつきました。 内容はと言うと早期退職の勧告を受け退職直前の飲料会社のサラリーマンの堀江が、恩義のある会長が自殺した死の謎の真相解明に奮闘する話です。ヤクザも絡むハードボイルドタッチで主人公の堀江がなかなか格好良く、主人公の周りの魅力的な女性が複数出て来て、それぞれの堀江や会長とのの関わりが本作のキモになっています。 真相は読んで欲しいのですが、最後の1頁をめくったあと、堀江と会長との信頼関係に痺れました。 本作の続編が出ているので続けて読んでみようと思う。
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最終更新日
2024.11.02 22:05:23
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