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テーマ:ミステリはお好き?(1666)
カテゴリ:読後レビュー(今野敏)
★★★★ 6月に隠蔽捜査シリーズのスピンオフ作品の短編集「隠蔽捜査9.5」を読んだが、その中で大森署の新署長として女性キャリアが登場するが、くせ者の戸高を手なづけるなど、なかなかやり手の女性署長が登場したと思っていたら、なんとその藍本署長の単独長編小説が出たと知って、早速隠蔽捜査シリーズと同様楽しみに読んでみることにした。 大森署を長年にわたり支えてきた竜崎伸也が去った。新署長として颯爽とやってきたのは、またもキャリアの藍本小百合。そんな大森署にある日、羽田沖の海上で武器と麻薬の密輸取引が行われるとの報が!テロの可能性も否定できない、事件が事件を呼ぶ国際的な難事件に、隣の所轄や警視庁、さらには厚労省に海上保安庁までもが乗り出してきて、署内はパニック寸前!?藍本は持ち前のユーモアと判断力、そしてとびきりの笑顔で懐柔していくが…。戸高や貝沼ら、お馴染みの面々だけでなく、特殊な能力を持つ新米刑事・山田太郎も初お目見え。さらにはあの人物まで…!?(BOOKデータベースより) 本作は大森署を舞台にした隠蔽捜査シリーズのスピンオフ作品であるが、竜崎伸也は貝沼副署長との電話での会話が有るのみで、藍本新署長を主軸に貝沼副署長の視点で語られる形で進んでいく。 その大森署の藍本新署長と言うのは絶世の美女で、その顔を拝見するために、つぎからつぎへとお偉いさんたちが大森署に馳せ参じる始末である。そんな中で羽田沖での国際密輸事案の共同捜査が始まり、なんと核兵器がその中に含まれているというのである。とんでもない状況で藍本新署長の判断は?核兵器は一体どうなるのという展開だが、びっくり仰天の判断と結末は是非読んで確認して欲しい。桁外れの美貌だけでなく的確な指示や判断は竜崎伸也前署長に負けていないぐらい魅力的で、新たなシリーズになるのではと今後に期待したい。
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最終更新日
2024.07.19 23:32:19
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